ひとまちNEWS

 

hitomachi_icon 0222 バリアフリー調査で西区→灘区

2/21 神戸市内

今日は、神戸まちづくり研究所の調査業務で西区と灘区に行ってきました。西区の障害者就労支援の施設で、利用者さん達が今日収穫したミニトマトをいただきました。

目をつぶって食べたら「甘いみかん?」というような甘さのあるジューシーなトマトでした。

この調査。どこに行っても気持ちの良い挨拶に迎えられるのがうれしいです。

調査ももう大詰めです。これから調査結果をまとめないとね。


 

hitomachi_icon 0212 気仙沼「おおたけ」さん

2/12 気仙沼市上田中

昨年竣工した、気仙沼の居酒屋さん「串揚げ・支那そば おおたけ」に寄りました。お客さまに支えられて、そこそこ順調に1年目を迎えられたようでひと安心。でも、お父さんお母さんに支えられている現状をなんとか抜け出したいと店長は思っているようです。

懸案だった店舗の庇は、年末にこちらからスケッチをお送りしてあとをお任せしてありましたが、無事ついたようです。

少しだけ串揚げとビールをと思ってたのだけど、お母さんの切り干し大根が美味しいのと、頼んでないお料理が次から次へと出てくる(笑)ので、ついついお酒を飲みすぎました。

祝日でお客さんもあまり多くなく、店長やご両親とゆっくり話をすることができました。
店長ご家族の温かな人柄のにじみ出た、とても良い店ですよ。建物もステキだし(笑

皆さんも、気仙沼にお越しの節はぜひ。

追伸:こんな記事もみつけました。

観光コンベンション協会「港町だより」から


 

hitomachi_icon 0211 気仙沼N商店さん打合せ

2/11

気仙沼で長いこと計画の作業をしてきたN商店さんの新築工事。確認申請も無事おりて、現場打合せが始まりました。これから5月まで、また気仙沼通いが続きます。


 

hitomachi_icon 2017年 新年のご挨拶

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年末年始がなぜかドタバタで、年末のご挨拶も、新年のご挨拶も、年賀状も後回しになってましたが、たくさんの皆さんから年賀のご挨拶をいただき「このままではイカン」と重い腰を上げた次第です。毎度毎度エンジンがかかるのが遅くてお恥ずかしい…

さて。

2016年は実に多くの場所で「話合い」「会議」「ワークショップ」「シンポジウム」などのお手伝いをしてきました。

いつの間にやら、わが社には、地域や組織の「話合い」や「会議」の膨大な経験と、これを上手に進めるための膨大な知恵が蓄積されてきています。そして、こうした経験や知見を得られたのは、ひとえに皆さんがわが社に機会を与えて下さったからだと痛感するとともに、この経験や知見をできるだけ社会の皆さんに還元していくことが、わが社の使命ではないかと思うにいたりました。

例えば地域づくりの観点からいえば、地域住民の皆さんが主体的に、できれば誰の手も借りずに、話合いを通じ、地域の総意として、自らの地域の将来像を描けること。またそして、その将来像に向けて、より有効な努力ができるようになることこそが、先の見えない現代社会において、重要なことではないかと思うのです。

そのためには、地域の皆さんが、もっと地域にコミットできるような環境をつくることが大切です。そしてまた、地域の皆さんが、もっともっと「地域における話合い」が上手にならないといけない。さらには、もっともっと「地域の将来を考える」ための技術を身に着けなければならないのではないかと考えています。

しかし残念ながら、管見によれば、地域の皆さんや会社組織の皆さんは、一様に「話合い」が上手ではありません。ですから、皆さんが、少しでも話合いが上手になれるように、皆さんからいただいたたくさんの経験をもとに、話合いの技術をお伝えしていくことが重要なのではないかと考えるに至りました。

多くの皆さんが、もっともっと「話合い」が上手になり、地域や組織をよりよくするための議論を上手にできるように。そして、そうした地道な活動が、社会全体をよりよい方向に動かせるように。そんな社会をめざして、わが社はこれからも、皆さんのお手伝いを続けていきたいと考えています。

本年は、この決意をベースに、もう少し会社としての体力を向上させ、より多くの皆さんに、この経験と知見をお伝えできるような社内の体制をつくっていきたいと思っています。

相も変わらず、不器用なことになるかも知れませんが、皆さん、どうかこれからもご指導・ご協力くださいませ。

2017年 1月
合同会社 人・まち・住まい研究所
代表社員 浅見雅之


 

hitomachi_icon 年末のご挨拶(2015)

さて年末です。
皆さん、本年も大変お世話になりました。ありがとうございました。

毎年述べてますが、大晦日だからって今日と明日の境目と、昨日と今日の境目は、同じ1日の境目であって、その違いを云々しているのは、私たちの解釈の仕方の違いでしかないのですよね。まあ、1年のおしまいに意味を見出す解釈そのものが、私たちの暮らしの姿なのかもしれないけど。

さて、わが社も今年は創業6年目の1年間を過ごしました。
曲がりなりにもこうして営業を続けてこれたのは、ひとえにわが社を温かく見守ってくださっている皆さんのおかげと、大変感謝しております。

この1年のトピックとしては、やはり、2011年からお手伝いを続けてきた気仙沼の只越地区の防災集団移転&災害公営住宅の事業が完成を迎え、協議会の解散式を迎えることができたことがあげられると思います。まだ転居の済んでない方もいらっしゃいますが、多くの皆さんが、あの災害後4年半を経て、ようやく暮らしを再建しつつあります。
かげながらでもそのお手伝いができたことは、とても貴重な経験となっています。
被災地へ私達を派遣して下さっている兵庫県をはじめ、気仙沼市や、地域住民の皆さんに感謝しています。
実は、只越は気仙沼では完成がかなり早い方で、気仙沼ではまだまだたくさんの皆さんが仮設住宅での暮らしを余儀なくされていらっしゃいます。来年度からの兵庫県や気仙沼市の派遣の制度の継続が難しいと伺っていますが、他の地域の皆さんのお手伝いなど、これからも、およばずながら復興のお手伝いを続けていければと考えています。

復興のお仕事というと、今年はじめに起きた城崎温泉の火災復興のお手伝いに関わらせていただいていることも特筆すべきことと思います。被災された皆さんの生活再建を最優先に、土地利用の問題を中心に検討のお手伝いを続けてきました。この活動の過程で、城崎の景観づくりについて関わらせていただいており、とても有意義な経験をさせていただいております。少しでも私たちの職能が皆さんのお役に立つよう、これからも活動を続けたいと思っています。

建築設計の分野では主に、気仙沼でお手伝いを続けてきた住宅3棟と、居酒屋さん1棟の工事が進行していたため、気仙沼に通うことがとても多い1年となりました。おかげさまで、住宅の竣工1つを残すのみとなりました。気仙沼のお仕事では、現場が遠いのは色々と不都合もあるものの、やり方によっては東北でお仕事をすることも可能であるということが明らかになりました。ただし、これを成立させるには、サポートメンバーズとしての山梨の溝呂木さんと、東京の滝川さん、愛知の桜木さんのご協力が不可欠でした。今後も、遠方での建築設計のお仕事がいくつか続きそうです。よいネットワークをうまく生かしていけたらよいなあと考えています。

また、西宮市の船坂では、まちづくりのお手伝いを通じて、旧小学校の展示室計画のお手伝いをさせていただきました。地域の大きな地形模型をつくり、この上に思い出の旗を立てていくという「完成しない郷土資料館」のコンセプトを地域住民の皆さんがご理解くださり、2年をかけて「舟坂資料室」を完成することができました。このプロジェクトも、明石高専の水島先生や学生さん達、サポートメンバーズの小畦さんや、西宮流の皆さん、studio-Lの村岡さんをはじめ、その他本当に数多くの皆さんとの共同作業となりました。これからもここでの皆さんとの出会いを大切に育てていけたらと思います。

まちづくりの分野では、神戸市内のいくつかの地域で防災計画づくりのお手伝いをさせていただくことになりました。復興のお仕事を通じて、自然災害の被害をできるだけ小さくすることがどれだけ重要かを痛感している身としては、これから少しでも力を入れていきたい分野です。

一方、オールドニュータウンの再生支援として、北区の有野台団地のお手伝いも始まりました。地域の皆さんと「有野台を考える会」を組織し、アンケート調査や、まちあるき、ニュースの発行、ワークショップの開催と、現状の把握と地域住民のの皆さんの意識醸成を進めてきたところです。プロジェクトを通じて、わが社の山岸さんが大変実力をつけて、育ちつつあることもうれしいことの1つです。これから来年度にかけて、計画をとりまとめ、具体的な取組みに移行していく予定で、今後が楽しみなプロジェクトです。

また、豊岡市さんのお手伝いで、いくつかの地域で地域コミュニティ組織づくりのアドバイザー業務も始まりました。地域の皆さんが、自分たちの地域の問題を自分達で解決するというのが地域づくりの基本だと考えています。良い感じで進んでいるのでこの調子でお手伝いが続けられるといいなと思っているところです。

兵庫県の地域再生大作戦を発端にした集落のお世話も、養父市内や香美町・佐用町内のいくつかの地域で続けており、これもきちんと続けていけたらいいなあと考えています。(えらくあっさり記載しておりますが、これらの地域のお手伝いには、かなりコミットしておりまして、これからもコミットし続けるつもりです)

さて、いずれの地域でも、少子高齢化が進行し、地域の人口が減少していく中で地域をどう維持していくか、多くの地域の皆さんの幸せをどのように維持していくかということが大きな課題になっています。これから都会を含む多くの地域で問題になるに違いない課題に、一番最初に取り組んでいる地域だと認識し、この問題解決の答えを、地域の皆さんと一緒に考えていきたいと思います。いずれにしても、答えは地域によって違うものになるだろうと思っていて、この問題に1つの正解があるものではないと考えているところです。

社会全体が抱えているこのような問題にどうやって取り組んでいけばと考えた時、その答えの1つとして、私達が見出しているのは「多くの市民が、問題に取り組む知恵を身につけること」という解決策です。とても遠回りだけど、この方法が確実な気がするのです。
というワケで、その取り組みの1つである、去年に引き続き今年も西宮市さんと西脇市さんで講座を開講させていただいた「地域の話合い講座」は、場所や形が変わっても、これからも続けていきたいと考えています。

できれば、小さな子供たちを相手に、こうした社会問題に取り組む姿勢を育てるような活動に広げていければいいなあと思っています。(←実はこの子供たち相手の活動については具体的なビジョンがありません。どなたかオファー下さい(笑)

そんなワケで、今年も大変多くの皆さんにお世話になりました。
2016年も、こんなわが社に凝りずに、いろいろとお世話を継続していただけると助かります。皆さんのお役に立てるよう、精一杯の努力を続けたいと考えております。

あれま、のんびり書いているうちに、年が変わってしましました。
(まあ、年の変わり目は、別に重要じゃないと宣言して書き始めてるので、このまま続けようと思っております。あ、それに、夜が明けるまでは年内だもんね)

振り返るだけじゃなくて、新たなビジョンについても語りたいと、この数日、かなり一生懸命考えてきましたが、もう一つビジョンがまとまらないので、新しいビジョンについては新年のご挨拶にてお知らせできればと思っています。(できるのか?)

本年もお世話になりました。
新年からもどうかよろしくお願いいたします。


 

hitomachi_icon 今年もやります!「エコいえワークショプ in 船坂」

昨年も8月の終わりに開催した西宮市の「エコいえワークショップ」
(参照:去年の告知
今年は夏休みの初めに開催することになりました。
(やっぱり夏休みの宿題は早めに片付けないとね。(笑)

エコな暮らしってなんだろう?
エネルギーを使わずにできるだけ快適にくらすには、どんな工夫が必要?

こうした知識を、わかりやすい講義を聞いて、自ら工夫する智恵を身につけ、実際にそれを作ってみてしまおうという1日がかりのワークショップです。かなり楽しいですよ。(オトナもハマります♪)

今年はバージョンUPして、午前中からスタート。草屋根建築で有名な、YURIDESIGN の前田由利先生を講師に迎え、エコいえの暮らしの魅力について語っていただきます。草屋根の効果を体感できる、日射実験も準備中です。もちろん、あさみ編集長の講義もありますよ♪

申し込みは6月26日から、西宮市のホームページで。
夏休み エコいえづくり体験ワークショップ in 船坂(西宮市のホームページ)
人気のワークショップなので、ぜひお早めにお申込み下さい。

開催概要は以下
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日時:2014年7月26日(土) 10:30~15:40
場所:旧船坂小学校 体育館
対象:小学校3年生~6年生とその保護者(西宮在住・在勤・在学のこと)
募集:30組(先着順で6/26受付開始)
参加費:483円(エコいえキット代)
持ち物;模型を持ち帰る時の少し大きめの袋
模型作りの材料や用具
弁当・飲み物・エコカード・市民活動カードなど
(エコスタンプの対象となります)
持ち物の詳細は 申し込み後にお知らせします。
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hitomachi_icon サポートメンバーが揃ってきました

すっかりごぶさたしていてすみません。

年度があけて、新生「人・まち・住まい研究所」のサポートメンバーが揃ってきました。
ようやく落ち着きつつあるので、皆さんにお知らせします。

年度末に、会社設立以来、ずっと頑張ってくれていた小林さんがわが社を卒業したことに伴って、いろいろと体制がかわり、新しいメンバーで新年度から再スタートしています。
まちづくり・緑地計画部門に正社員山岸さんを迎え、建築設計部門には、社外サポートメンバーとして、溝呂木さん・小畦さん・近藤さんに参入してもらって、それぞれプロジェクトを担当してもらっています。
昨年度の集落サポーターの本多さんは、長須に住んだまま香美町の地域おこし協力隊となり、新たなサポーターとして高砂さんがわが社の正社員として参入してくれています。

詳細はこちら、わが社のスタッフページをごらんください。

人・まち・住まい研究所 スタッフページ


 

hitomachi_icon 年末のごあいさつ(2013)

さて。毎年恒例ですね。

例によって昨年末のご挨拶を読み返したらこんなことが書かれていました。

いつも申し上げていることですが、12月31日と1月1日の間の境目は、他の日々の境目と比べても、何も違うところはありません。おそらく猫に聞いたら分かると思いますが、この夜に特別な感情を付与できるのは人間だけですよね。人と猫とどちらが賢いかは知りませんが、猫のあの自由な様子を見ていると、大晦日や元旦を特別視する人間が、とても愚かなことにも見えてきます。
まあしかし、そこは私も人間。何かを区切って節目を付けずには生きられない生き物みたいです。そんなわけで、本年もご挨拶を申し上げます。

これを読んで、去年の私の流行が「猫に聞いたらわかる」だったことを思い出しました。私の語りたいことは常に同じだと思っていますが、その語り方は年々変化しているのだなあと思います。

さて、この年末は、上にあげた昨年の愚かな私の言説を真っ向から否定することから始めたいと思います。もとより、何人かの人から「やっぱり大晦日は特別なんじゃないの?」とご意見をいただきましたが、その通りだと思います(笑)

年末や年度末の節目は、来し方を振り返り行く末をみつめるために、古の人達が決めてくれたよい区切りであるわけで、その叡智を猫の知見と比べようというのがそもそもの間違いじゃないですか(笑)

毎年こうして1年を振り返り、ここにこうして文章を残している。その繰り返しが蓄積となって、これを読み返すと、なんとなくわが社の基本姿勢なり社是なりを形成し始めているような気がして、やはり区切りというのは大事だろう、などと思い始めた次第です。
継続することの意味ってこういうところにあるのなあと思ったり。

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さて、
会社を立ち上げてそろそろ4年になろうとしています。こうして未だに会社が存続しているというのは、ひとえにご支援をいただいている皆さんや、クライアントの皆さん、それからわが社のスタッフ、そして元スタッフなどの皆さんのおかげだと、心からそう思います。ほんとにね。

経済的に余裕がないのはいつもの通りですが、昨年度、かなり多くのお仕事をいただけたおかげで、年度末こそ本当に大変な毎日を過ごしましたが、今年度の前半は、経営的には毎年よりもかなり余裕ができたのは事実です。
しかし、まあ、だからといって年度が明ければ途切れるお仕事も多いわけで、遊んでいられるわけでもありません。しかも(大声では言えませんが)年度末に積み残したお仕事を長々と引っ張ることになり、新規のお仕事に取り掛かれることができるまでに相当な時間をかけることになりました。

そんなわけで、お仕事がたくさんあるのも、お仕事が全くないのもどちらも苦しいことを痛感する1年となりました。

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今年の話題はいくつかあって…。順番に語るのも大変ですが…

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一昨年よりお伝えしております、兵庫県による「東日本大震災に係るひょうごまちづくり専門家派遣」は、まだまだ続いており、宮城県気仙沼市に通う日々は続いています。兵庫の側の「阪神・淡路大震災復興基金」にも限りがあるため、いつまでも兵庫県に派遣されて気仙沼に通うわけにもいかず、その後をどうするかを真剣に考えないといけない状況を迎えています。

気仙沼の風景は、実は1年前とそれほど変わっていません。地盤沈下し、津波の被害を受けた地域の土地のかさ上げのために各地から土砂が運ばれていたり、早くに防災集団移転促進事業の認可を得たところでは土地造成の準備が始まっていたりはするものの、何がどう復興しつつあるのか、目で見える範囲ではなかなか分からないものがあります。

ただ、地元の皆さんの動きは確実に変化しているように思います。私たちの通っている地域でも、これまでより「自分たちの手で自分たちの地域をつくっていくんだ」という意識の人達が数多く見えるようになってきました。

防災集団移転を進めている地域では、事業も確定し、来年1月からは造成工事も始まります。平成27年3月の造成工事の完了後に、参加される皆さんがそれぞれどの区画に住むのかという、移転後の敷地決めを、この年末に行いました。実は、最後はくじ引きになるかもということで、くじの方法を考えて欲しいと頼まれ、私がくじを用意して会合に出向きました。しかし、なんと12軒の人達の敷地が全て話合いで決まるという素敵な結果となりました。
被災後、30回を超える会合を開き続け、地域内のコミュニケーションと情報の共有を大切にし続けてきた結果が、ほとんど脱落者を出すことなく、皆が仲良く高台に移転できるという結論を招いたのだろうと思います。会合を続けることの意味・コミュニケーションの場を設け続けることの意味を、この地域の皆さんから教わることになりました。

また、土地区画整理事業の決定している地域では、この年末に、地区内に住んでいた人達に呼びかけを行い、自分たちの地域の将来像を自分たちで考えようという、住民ワークショップが始まりました。これは、行政やコンサルだけに任せきりにせず、自分たちの意見を今後のまちづくりに反映できるようにしていかないといけないのではないか?という空気が地域の中に広がってきた証左なのではないかと感じています。そして、地元行政もこれに応えたいと努力している様子が、なんとなく見えてきました。

こうして、少しずつですが、希望も見えてきました。もちろん毎日の暮らしは喜ばしいことばかりではありませんが、それでも、小さな希望の光を、皆であたためて、よりよい未来を目指そうという被災地の皆さんの姿勢には感心することばかりです。

被災地の話はどうしても長くなるので、いつかどこかでまとめてお話する機会ができるといいなあと思っています。
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さて、2つ目の話題。

昨年わが社に新メンバーの福田さんが現れたことはお話したと思います。
福田さんの任期は2013年の3月までだったのですが、福田さんは4月から香美町の臨時職員として雇われ「地域おこし協力隊員」として昨年と全く同じように香美町村岡区の長須集落に住み続けています。

そして、さらにわが社では、兵庫県の「集落サポーター派遣事業」の採択を受けて、福田さんと同じ家に住んでもらいながら長須集落のお手伝いをしていただくスタッフを募集しました。
これに手を挙げてくれたのが、本多秋香さん。

本多さんは、6月から、わが社が企画した、長須でかつて行われていたという紙すきをやってみようというプロジェクトに積極的に取り組んでくれています。11月には、国の補助事業を使って旧公民館を整備した「紙すき小屋」がオープンし(改修設計はわが社の小林さんが担当)、村岡高校の生徒さんたちと紙すきイベントを行いました。
この時の様子はわが社のブログ「長須紙漉き小屋、ついにオープンしました!」をごらんください。

今後は、集落の皆さんや村岡高校の生徒さんのご協力を得ながら、多くの人達にこの紙すきを楽しんでもらえるような運営をしていきたいと考えています。

本多さんの書いてくれているブログが「ながすくらす
本当に個性的な人です。常に前向きで一生懸命。ちょっと不思議なところもあるけれど(笑)正義感に満ちていて、わが社の頼もしいスタッフです。

実は、兵庫県の小規模集落元気作戦については長須は今年度でおしまいです。事業が切れちゃうと、私たちがアドバイザーとして通うことも難しくなりますが、ここまで関わった長須の皆さんに「事業がおしまいだからこれでおしまいですね」などと言えるわけもなく、長須とのお付き合いも、まだまだ続きそうです。そして、できたら、福田さん(すでに香美町臨時職員)や本多さん(わが社には3月まで)と、これからも上手な協力関係が続けられるといいなあと思っています。

この活動に関わり続けることが、どこかで価値を生むと信じて続けたいと思います。

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3つ目の話題は、丸味地区。

丸味地区でも、地元の特産品開発をしようということで、公民館の厨房を改修して特産品づくりを行うことになりました(ここでも改修設計担当は小林さんです)。公民館の改修は年末に終わったので、これからは特産品生産に入りますが…その前に…。

実は、丸味の皆さんが育てた大根が、とんでもなく美味しい大根でして…
これを神戸で販売しようということで、そのお手伝いをさせていただきました。
その様子はわが社のブログ
丸味こだわりの雪わり大根、販売します!
丸味のゆきわり大根プロモーション
丸味のゆきわり大根、完売しました!!!
などをごらんください。

丸味の事業も今年度でおしまいですが、今後も、なんとか丸味集落と関わり続けたいと思います。

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4つ目は「おさごはん」

わが社は実は出版事業部を持っておりまして…機会があれば本を作りたいと思っていたのですが、わが社がお手伝いをさせていただいていた、養父市八鹿町の小佐地区で続いている「おさごはんの会」の2年の活動の記録を冊子にした「おさごはん」という本をつくりました。(残念ながら本屋さんでは売っていません…)
地域の人達がたくさん乗っていて、毎回の会合で作った料理のレシピも掲載しているというちょっと素敵な本になりました。
その様子は
第13回 おさごはんの会が開かれました
「おさごはん」のレシピ本が神戸新聞に掲載
などをごらんください。

この「おさごはんの会」は、兵庫県の事業の終了後も、ずっと続いていて、地域内の重要なイベントの一つになりつつあります。地域の元気を取り戻したいと、地域の皆さんが地道に活動を続けていることが素晴らしく、こうした活動のお手伝いを今後も続けたいと思っています。

この本。実は、ご希望の皆さんには、1冊500円にてお分けしております。
ご希望の方はこちらへ→「「おさごはん」(レシピ集)をご希望の方へお知らせ

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この他、養父市大屋町筏ではゆずを使った特産品の開発を続けていますし、交流センター建設に際し設計を担当させてもらった馬瀬地区と東灘区青木の自治会の皆さんとの交流事業は今年も続いていますし、きっと来年も続いていくと思います。そしてわが社は、今年度、新しく担当する地域も増えて、ますます楽しく忙しくなりそうな気配です。

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毎年長くなってますよね。もう少しおつきあい下さい。

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神戸市のいくつかの地域でも、新しくまちづくりのお手伝いをすることになりました。

特に、北区のある地域の皆さんとは、3年ほど前から年度末の地域づくりワークショップのお手伝いをさせておりましたが、これが縁で、今年度は別な形でまちづくりのお手伝いをさせていただくことになりました。会合に参加されている皆さんが若い皆さんで、意欲も行動力もあって、会合に参加しているだけで楽しいという地域です。これから地域全体に「子育て&交通問題に関するアンケート」を作成することになっています。年度末にかけてどんどん楽しくなりそうな気配です。

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各地での講演や講座・先生のお仕事

今年度は、長須での紙すき事業を手伝ってもらいたいという思いをきっかけに、浅見が村岡高校の地域創造類型の生徒さんたちに、年間3回の授業をさせてもらうことになりました。(その3度めの授業が「紙すき体験」だったというわけです)

他にも、西宮市さんの「宮っ子のいえアドバイザー」に登録させていただいたことを契機に(登録1号ですって…)、市内で子供たちを集めて「エコいえワークショップ」をさせていただいたり、地域のお母さん達に「エコな暮らしとは?」という講演をさせていただいたりと、市民向けの授業をすることも増えてきました。また、「地域の話合い入門」という名目で、神戸市のまちづくり学校や、ある学会などで講義をさせていただいたり、但馬のある業界団体さんで「田舎を元気にするためには」という講演をさせていただいたりもしています。

浅見の個人的なお仕事ですが、摂南大学では、昨年同様、前期の造形演習の授業を今年もやらせてもらっていますし、今年度から、後期は神戸工業高等専門学校での授業も始まりました。

あちこちからお声がかかるのはとてもうれしく思います。
今後も、いろいろな場所で多くの皆さんにお会いできるといいなあと考えています。

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建築設計の話も

そんなこんなで、忙しく飛び回っておりまして、なかなか代表浅見に、建築設計のお仕事に向き合う時間がなく、実情としては建築設計関連のお仕事については、小林が一手に引き受けているという状況が続いています。

しかし、現在、いくつかの設計のお仕事のお問合せをいただいている関係もあり、これからは少し体制を考えないと、建築士2人だけで乗り切るのは難しいかもなあと思っていたりもします。

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他にも、建物定期報告業務の話だとか、完成した元町映画館の2階の待合室の話だとか、まだまだお知らせすることはあるのですが、書き始めるときりがないのでもう一つでおしまいにします。

実は、来年からオフィスが広くなります。

今まで事務所を置いていた深江のオフィスは、都市計画コンサルタントの後藤さんのオフィスのうちの1室のうちのさらに半分を間借りしていたのですが、後藤さんの都合により、わが社が1室全体を賃借することになりました。これまで、賃料をはじめ、事務用品やらコピー機などを後藤さんのオフィスに融通してもらって運営してきましたが、今後はわが社内で完結していないといけません。
広いオフィスをどう維持するかを含め、少し気分を引き締めて動きたいと考えています。

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特に集落のお仕事や、東北のまちづくり支援のお仕事は、事業に期限があるため、今後も継続して地域に関わっていくためには、関わりの中からわが社の収入を得ていくことが重要になりつつあります。そういった事情も合わせて、少し会社全体の動き方や、会社の規模を見直さなきゃいけない時期が来たのかもしれません。

ともあれ来年は、会社の進む方向性を明確にした上で、できるだけ多くの皆さんのお役に立てるよう、さらなる努力を続けたいと考えています。皆さんご支援ください。

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長々と失礼いたしました。今回も、時間がなくて、えらくとっ散らかった文章になってしまいました。
申し訳ありません。

皆様、本年も大変お世話になりました。こうしてお仕事が続けていられるのは、皆様のご支援・ご協力あってのことと深く感謝申し上げます。

そして勝手ながら、来年もまた、皆さんの叱咤激励、ご指導ご鞭撻をいただけますことをお願いして、年末のご挨拶といたします。ぜひみなさん、良いお年をお迎え下さいませ。

浅見雅之


 

hitomachi_icon 人材募集のお知らせです_2013

人材募集のお知らせです。

合同会社人・まち・住まい研究所では、昨年にひき続き、1年弱の契約で従業員を募集することといたしました。
昨年弊社で雇用した、福田さんは、3月31日で契約期間満了となり、4月から香美町職員として、長須をはじめとする香美町の集落サポートを行なうことになりました。

今年も、兵庫県が3月に行った「小規模集落サポーター派遣事業企画提案コンペ」に応募し、審査の結果採用されたため、昨年に引き続き事業を行うこととなりました。ただし、この事業は緊急雇用対策事業のため、現在、失業されている方にしかご応募いただけない仕組みになっています。(休学中の学生さんだとダメなんだそうです。ご注意ください)私たちとしては、若くて元気のいい方が来て下さるといいなあと思っています。

仕事の内容は、兵庫県の美方郡香美町村岡区長須地区を中心としたエリアに常駐し、地域ができるだけ元気を維持できるような活動を約10ヶ月程度(雇用の日から2014年3月末まで)行うというものです。

■詳細な仕事内容は、下記を想定しています。
 ただし、採用された方の
能力や提案に応じて変更する可能性があります。


・地域内ワークショップの企画・運営

・支援地域内の全戸訪問による住民の意識調査・地域課題の把握

・村カフェの運営による地域内コミュニケーションのサポート

・ブログ等の利用による集落活動
・都会への支援要請・イベント告知などの情報発信

・集落内における旧聞・古写真の収集とアーカイブ化し、地域内コミュニケーションの為のツールをつくる
・今はもう作られなくなった、長須地区でつくられていた和紙、射添紙の復活を目指す

■労働条件等については下記の通り
です
・労働時間 1日8時間
・原則として週5日勤務
 
(ただし、休日については地域の事情を勘案し、規定労働時間を超えない範囲で、雇用者と協議の上、流動的に定めることとします)

・基本給16万円

・厚生年金・健康保険・労災保険・雇用保険あり。

・活動地域内に住居を支給します。
(会社で地域内の空き家を事業所として使っています。ここに住み込んで働いていただきます。ただし、福田さんと空き家をシェアしていただくことになります)
・光熱水道費支給。
・引っ越し費用支給。
・月2回、阪神間までの往復交通費を支給します。

・乗用車(軽トラック)を支給します。(地域内での活動用・サポーターの生活用として)

・雇用期間 平成25年6月1日以降から、平成26年3月31日まで

■必要な資格・経験・能力等

・普通運転免許(マニュアル車)を所持していること

・コミュニケーション能力が高いこと

・香美町長須に通勤可能な範囲にお住まいの方、それ以外の場合は、中山間における一人暮らしが可能であること
・香美町長須に通勤可能な範囲にお住まいの方であれば、男女問いません。現在の住まいを離れて暮らす場合には、女性の方を優先させていただきます(福田さんと一軒家をシェアしていただくことになります)

・雇用期間が1年弱限りであることを受け入れられること

・事業所は空き家活用を前提としているので、ある程度老朽化した住宅での暮らしを受け入れられること
 
※パソコンの基本的操作についてある程度理解していること
 
※中山間における農業の振興に興味があること

 ※中山間における中間支援事業等によって生計を立てることに興味があること

 ※射添紙(和紙)漉き復活に興味のあること
  上記4つの※印は、必ずしも条件を満たさなければならないものではありません。
 
採用については、書類選考の上・面接を経て決定させていただきます。

条件の概略は以上です。

基本的には、若くて明るく元気な方が、田舎に常駐して村の元気のためのお手伝いをしていただければと思って取り組む事業です。派遣先の村は、高齢者の方が多い村ではありますが、皆さん非常に優しい、ステキな方々ですのでご心配なく。
福田さんも孫のようにかわいがってもらいました。

採用後2週間〜1ヶ月は、研修期間として、地域内でのコミュニケーションの方法等について、神戸あるいは現地にて学んでいただく予定です。

もし、興味のある方がいらしたら、さらに詳細をお知らせいたします。
(どなたかお知り合いに興味のありそうな方がいらしたらご紹介ください)興味のある方は、まずは弊社アドレスにメールをお送り下さい。受付体制の都合上、メールにてご連絡いただければありがたいです。

メールアドレス
hitomachisumai@gmail.com

ご質問等もご遠慮なくお寄せください。できるだけ迅速にお返事いたします。
お知り合いに、こういったことに興味のある方がいらしたら、ぜひご紹介いただければと思います。
フェイスブックででのシェア、ツイッターでのリツイートもしていただると幸いです。
どうかよろしくお願いいたします。


 

hitomachi_icon 人材募集のお知らせ

人材募集のお知らせです。

合同会社人・まち・住まい研究所では、このたび、1年弱の契約で従業員を募集することといたしました。

兵庫県が3月に行った「小規模集落サポーター派遣事業企画提案コンペ」に応募し、審査の結果採用されたため、新規の事業を行うこととなりました。ただし、この事業は緊急雇用対策事業のため、現在、失業されている方にしかご応募いただけない仕組みになっています。(休学中の学生さんだとダメなんだそうです。ご注意ください)私たちとしては、若くて元気のいい方が来て下さるといいなあと思っています。

仕事の内容は、兵庫県の美方郡香美町村岡区長須地区を中心としたエリアに常駐し、地域ができるだけ元気を維持できるような活動を約10ヶ月程度(雇用の日から2013年3月末まで)行うというものです。

■詳細な仕事内容は、下記を想定しています。
 ただし、採用された方の
能力や提案に応じて変更する可能性があります。


・地域内ワークショップの企画・運営

・支援地域内の全戸訪問による住民の意識調査・地域課題の把握

・村カフェの運営による地域内コミュニケーションのサポート

・ブログ等の利用による集落活動
・都会への支援要請・イベント告知などの情報発信

・集落内における旧聞・古写真の収集とアーカイブ化し、地域内コミュニケーションの為のツールをつくる
・今はもう作られなくなった、長須地区でつくられていた和紙、射添紙の復活を目指す

■労働条件等については下記の通り
です
・労働時間 1日8時間
・原則として週5日勤務
 
(ただし、休日については地域の事情を勘案し、規定労働時間を超えない範囲で、雇用者と協議の上、流動的に定めることとします)

・基本給16万円

・厚生年金・健康保険・労災保険・雇用保険あり。

・活動地域内に住居を支給します。
(会社で地域内の空き家を借り上げ、事業所とします。ここに住み込んで働いていただきます)
・光熱水道費支給。
・引っ越し費用支給。
・月2回、阪神間までの往復交通費を支給します。

・乗用車(軽トラック)を支給します。(地域内での活動用・サポーターの生活用として)

・雇用期間 平成24年6月1日以降から、平成25年3月31日まで

■必要な資格・経験・能力等

・普通運転免許(マニュアル車)を所持していること

・コミュニケーション能力が高いこと

・中山間における一人暮らしが可能であること

・雇用期間が1年弱限りであることを受け入れられること

・事業所は空き家活用を前提としているので、ある程度老朽化した住宅での暮らしを受け入れられること
 
※パソコンの基本的操作についてある程度理解していること
 
※中山間における農業の振興に興味があること

 ※中山間における中間支援事業等によって生計を立てることに興味があること
  上記3つの※印は、必ずしも条件を満たさなければならないものではありません。

採用については、書類選考の上・面接を経て決定させていただきます。

条件の概略は以上です。

基本的には、若くて明るく元気な方が、田舎に常駐して村の元気のためのお手伝いをしていただければと思って取り組む事業です。派遣先の村は、高齢者の方が多い村ではありますが、皆さん非常に優しい、ステキな方々ですのでご心配なく。


採用後2週間〜1ヶ月は、研修期間として、地域内でのコミュニケーションの方法等について、神戸あるいは現地にて学んでいただく予定です。

もし、興味のある方がいらしたら、さらに詳細をお知らせいたします。
(どなたかお知り合いに興味のありそうな方がいらしたらご紹介ください)興味のある方は、まずは弊社アドレスにメールをお送り下さい。受付体制の都合上、メールにてご連絡いただければありがたいです。

メールアドレス
hitomachisumai@gmail.com

ご質問等もご遠慮なくお寄せください。できるだけ迅速にお返事いたします。
お知り合いに、こういったことに興味のある方がいらしたら、ぜひご紹介いただければと思います。
どうかよろしくお願いいたします。