ひとまちNEWS

 

hitomachi_icon 年末のご挨拶2019(明けちゃったけどな…)

2019年もお世話になりました。

いつものように超長いです(笑)

毎年言ってることだけど、12月31日と1月1日の日付の変化は、他の日付が変わる瞬間に比べて何かが違うわけではなくて、そこに意味を見出そうとする人間がいるからなだけです。

この世の中の事象ってほとんど全てがそれで、例えばお金だってあの紙に意味を見出そうとする人がいなかったら全く価値はないわけだし、誰かとの信頼関係だってそういった関係そのものに意味を見いださない人にとっては全く意味がないわけですよ。

日本の人口減少だって地球規模の爆発的人口増大から見たら誤差みたいなものだけど、そこに意味を見出そうとする人達がいるから問題になっているし、その問題について一生懸命に考えている。地域活性化だって、誰かの生活だって、みんなそう。

だったら、これから何にも意味を見いださないことにして、悩まずに人生を送るってやり方もあるかも知れないなって考えたりすることないですか? ないですよね。

2019年は、会社の仲間に増減があってそれが最大のトピックだったかと思います。お仕事的には、建築設計の分野で「初めて」体験がたくさんあったことを除けば、前年に出来上がった社内の体制で業務を粛々とこなしてきた感じがあります。あ、それから今年は単発の講演のお仕事がものすごく多かったです。ともあれ、あさみが体調不良でも、社内の業務が支障なく進むようになってきたのはよかったなあと思っています。

ということで、こんなことでもないと振り返ることもないだろうから、例年のように12月31日の夜に1年を振り返ろうと思います。っていうか、皆さんが読む頃には年が変わっているのが通例です。(それにしても会社のブログが、去年の大晦日から全く更新されていなかったのはちょっと問題だな…)

※って言ってたけど、ぜんぜん間に合わなかったよ。UPはすっかり1月1日です。

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■1.柴田さんがわが社にやってきました

   新タレント登場で助かってます

年始めから、新メンバー柴田さんがわが社の一員になりました。わが社のサポートメンバーズの小畦さんが連れてきてくれたニューフェース。わが社に所属して、わが社の仕事と小畦さんの仕事をしてくれています。まじめでタフで仕事がていねいなので、かなり助かっています。建築の仕事もリノベの仕事もまちづくりの仕事もたくさん学んで、会社を支えてくれる人になってくれるように期待しています。

■2.社員旅行で金沢へ

   よく考えてみたら社員旅行なんて初めてだった

2018年に半年ほどわが社に毎日きてくれていた常勤アルバイトの薮田さんが、金沢で就職したので、彼女を追いかけてみんなで金沢に行くことに。たくさん歩いて、美味しいものをたくさんいただきました。たまにはみんなで一緒にでかけるのも楽しくていいですね。薮田さんはこの年末に帰省ついでにわが社をたずねてくれたので、一緒に忘年会なども。

2020年も社員旅行が実現できたら、実は岩国に行ってみたいと思っています。

■3.被災地支援のお仕事も続きます

   まち研の事業で熊本・宮城などへ

被災地支援のお仕事も、少しずつですが続いています。手元の事業が忙しくなってきて、急な予定設定ではなかなか行けなくなってきましたが、年度はじめは野崎さんが手術入院したこともあって、熊本に足繁く通うことになりました。山元町の復興ステーションの橋本さん岩佐さんと一緒に支援しているつばめの杜で、昨年持ち上がった「みんなで集まって居酒屋をやろう」という思いつきは、宮城県の補助をいただけたことにより、今年実現することになりました。新市街地でのコミュニティ形成が、こうしたイベントをきっかけに深まり、自律的・自立的コミュニティに育っていただけたらと思っています。

■4.ファシリテーション研修のフィールドが増えました(1)

   農業分野でのファシリテーション研修

例えば全国的に農業委員の皆さんのお仕事が増えつつあります。これまでの農地管理の許認可などの業務に加えて、遊休農地をいかに出さずに農地を有効利用できるかを地域に入って地元の農業者の皆さんとともに考えなさいと言われている。でも、突然「地域の皆さんとの話合いを通じて遊休農地を増やさない方法を考えろ」と言われても戸惑うのが当然で、こうした農業委員の皆さんにファシリテーションの重要性を説くことがお仕事として発生しています。

「その地域のことなんか分からないのに話合いに参加しろと言われても…」と戸惑う農業委員の皆さんに、その地域のことなんか知らない方がファシリテーションは上手くいく。ということを理解していただくのがなかなか大変です。でも、間違いなく今後の中山間地の地域づくりにおいては必要なスキルなワケで、これからもっともっと重要になってきそうです。

■5.ファシリテーション研修のフィールドが増えました(2)

   保健・福祉分野でのファシリテーション研修

例えば全国的に社会福祉協議会の皆さんや、地域包括支援センターの皆さんに求められ始めているのが、地域の皆さんとの協働です。ところがこの「地域との協働」が、全国的に正しく理解されていないような気がします。

保健師さんや社会福祉士、ケアマネの皆さんが1つ1つのケースをどれだけ熱心に面倒をみようとしても人手が足りないという社会がすでにやってきています。ここで必要なのは「地域の会合に出て1つ1つのケースの対応をする」ことではなく「地域の皆さんを育てて、ある程度のケアが地元で可能なようになっていただく」であることに気づいている人が少ない。この無理解は全国的にみられる感じで、このままだとちょっとピンチなんじゃないかと思っています。なんとかして、地域の課題をできるだけ地域で解決できる社会を目指さないとです。

まあ、そういう訳で、明石コミ創さんの紹介で、明石市社協の皆さんへのファシリテーション研修の機会を得られたのは大変有意義でした。

■6.ファシリテーション研修のフィールドが増えました(3)

   被災地コミュニティ形成支援におけるファシリテーション研修

宮城県の復興支援員の皆さんへのファシリテーション研修を、皇學館大学の池山先生と一緒にさせていただきました。第1回で池山先生が「ファシリテーションは技術じゃなくてマインドだ」と述べたあと、第2回であさみが「でもファシリテーションって技術やん?」と述べるという2回講座。ここでは、これまで以上に効果的なファシリテーション・グラフィック講座を開発し、皆さんに体験していただくことができました。

被災地でのコミュニティ形成支援のやり方も、きちんと技術移転ができるようにして地域での話合いが地域の人達だけで運営できるようになっていただくようにしていかないと。今後ますます、ファシリテーションの役割が大きくなっていくように思うのですよね。

■7.新しい地縁社会の大切さを説く場面が増えてきました

   一周回って大切な「地域コミュニティ」を考え直す

県内あちこちで、年末には三重県に呼ばれて、いろいろな場所で講演をさせていだだくことで「人口が減っていく社会で必要なのは、回り回って地域コミュニティである」という理論に確信を持つことができるようになってきました。都市部農村部を問わず、特にご高齢の皆さんに訴え続けているのは「必要なのは旧来の地縁社会じゃなくて、全く新しい地縁社会」であるということなんだけど、なかなか届かないですね。

講演を通じて「じゃあ、新しい地縁社会ってなんなんだよ」って聞かれることが増えて、なんとなく思っているのは、やっぱり「誰でもが自由に意見が言える地域会合を続けられる地域」なんじゃないかと思ったりしています。この話はどこかでちゃんと語りたいな。

■8.まち研で「まち活拠点 まちラボ」運営を受託

   それはわが社にとってはエースを失う事態でもあった

神戸まちづくり研究所の事業なんだけど、夏に神戸まちづくり会館の4階の「まちづくりラボ」の運営を受託し10月から運営を始めています。事務局長の私は現場にはあんまりいないけど運営責任者を仰せつかりました。「まち活拠点 まちラボ」として、まちづくりに興味ある若者や専門家、行政職員やその他のタレント達や地域を相互につなぐプラットフォームとなることを目指しています。

実際の現場のオペレーションを、これまでわが社にいてくれていた山岸さんがまち研に移籍して頑張ってくれています。結果的にわが社のエースを手放したのは、大いに痛手でしたが、山岸さんがこれまで以上にイキイキ働いているのを見ると、まあこれで良かったのかも…と思えます。

まあ、山岸さんも言ってるように、所属が変わったけど上司であることには変わらないということで、これからもよろしくお願いしたいです。

今は、とにかく足を運んでもらえる人を増やすための楽しげな取組みを続けていますが、ここから幅も深さも奥行きも拡げていけるといいなと思っています。新しい地縁社会づくりのきっかけにしていく所存ですので、乞うご期待。

■9.建築設計の分野でいろいろと「初めて」が

   京都町家改修完成・開発許可案件の苦悩

京都で町家の改修設計をさせていただいて、お茶室の設計をさせていだだきました。すでにすっかりわが社の中核になってくれた溝呂木さんにすっかりお任せしちゃいましたが、お茶室の水屋をきちんとつくったのは初めてだったし、実は「なまこ王子」を標榜しておきながらつくったことがなかったなまこ壁を初めて作ったりしました。西宮市では第1種低層住居専用地区で、特例許可による飲食店への用途変更というちょっとレアな作業も担当させていただきました。(これも初めて)

神戸市内の住宅の設計では、どうしても逃げられずに開発許可が必要になってこれも初めての開発許可案件。これは慣れなくて、どうしても時間がかかってしまっていて、お施主様にご迷惑をおかけすることになってしまっていて、とても焦りつつ反省しています。頑張って終わらせないと。

■10.防災まちづくりの分野も頑張り中

   災害時要援護者支援・初期防災計画など

神戸市北区を中心に、災害時初期防災計画(地域おたすけガイド)の作成支援をいくつかの地域で進めています。地域の皆さんに真剣に取り組んでいただいているので、これに応えて地域の防災力の向上にお役に立ちたいと思っています。とくに谷上では地域による災害時要援護者支援の取組みをお手伝いしています。災害時の助け合いは、新しい地縁社会を考えるときにも重要で、この視点からも大切な取組みだと感じていて、業務のなかから何かがつかめるといいと思っています。

これは年明けにですが、西宮浜で南海地震による津波を想定した防災シュミレーションを住民の皆さんに経験していただくことを計画していて、これもできるだけ完成度を高めたいと思っています。

■11.オールドニュータウンの再生の難しさ

   有野台の支援・西宮浜での活動も継続中です

有野台団地では、月に1度の会合がついに56回を数えました。これまで、5年近く、いろいろと取り組んで来ましたが、なかなか目覚ましい変化は生じていないように見えると思います。

もちろん何もやってこなかった訳ではなく、公園にサクラを植えたり、フリーマケットを開催したり、まちづくりワークショップを開催したり、地域の公共交通について考えたりと、いろいろとやってきました。そんな中で一番価値があったなと思うのは、まさに「誰でもが自由に意見を言える会合」を50回以上続けてきたことだと確信しています。「この会が続けられさえしたら何とかなる」と私は信じて疑いません。

来年は、有野台団地がまちびらき50周年を迎えます。これをきっかけに、地域の皆さんはいくつかのイベントを企画中で、既に活動は動き出しています。秋のシンポジウムまで、地域内のできるだけ多くの人達を巻き込みながら進められるといいんだけど。と思いつつ、お手伝いを続けます。

西宮浜はすごく新しいニュータウンです。昨年から、8回にわたり「まちづくり楽校」なる集まりを開催してきました。話題は、人口問題、小学校の統合、集い場づくり、防災などなど。今年はさらに集い場の計画も進んでいて、常設のコミュニティカフェづくりのお手伝いもしています。

■12.地域づくりの支援ももちろん続けてます

   なぜか飲食店経営のお手伝いも

中山間地での地域運営支援のお仕事も、粛々と続けています。佐用町で地域づくり協議会の見直しのプロジェクトに参加させていただいている他、新温泉町春来では、地域で運営しているお蕎麦屋さんの経営をどうするかという課題にも取り組んでいます。どこに呼ばれても、まずは地域の皆さんとの、そして地域の皆さん相互の対話を促すことから始まります。

地域の課題に真剣に取り組もうという皆さんと、どこまで真剣に向き合えるか。エネルギーをかけるべきはそのあたりにあるのだろうなと思っています。

■13.高校生たちとのお付き合い

   なぜか高校生のお相手が2つ同時進行

高校生たちとのお付き合いが、偶然にも同じ時期に2ヶ所で進行しました。一方は、姫路コンベンションサポートさんに誘われお手伝いした、銀の馬車道・鉱石の道の活用を考えるワークショップ。沿道の優秀な生徒さん達と、銀の馬車道・鉱石の道が、なぜブレイクしないのかを考え、新しい提案をしようというもの。高校生たちの最後の発表に立ち会えなかったのは残念でしたが、本当に立派にやりとげたみたい。若い子たちとのワークはなかなか刺激が多いよね。

もう一つは、川西市さんの都市政策課さんのお手伝い。川西明峰高校での4回の授業で都市計画ってどんなものかを学ぶ授業を生徒参加型で企画。一筋縄ではいかない高校生たちに、いかに都市計画を語るかって、意外と難しい課題で、わりと苦労したけど楽しかった。

また来年もやらないかしら…

■14.ハーフマラソンを走ったよ

   あさみの健康問題については真剣に考えよう

なぜハーフマラソンに手を出さざるを得なかったかは別稿をみていただくとして、3時間近くかかりましたが、21kmとちょっとを走りきりました。そういえばこれも「初めて」か。初めてなので自己ベスト記録を叩き出しました。やればできるじゃんって感じです。

そんな感じで体も軽く夏を迎えたのですが、夏バテを契機に少し体調を崩し、これを初冬まで引きずることになっちゃいました。軽い鬱だったと思うんですよね。10年前に治して以来、もう大丈夫だと思っていましたが、ちょっと気をつけないと陥ることが分かったので注意が必要かも。

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はあ。長くなりました。

まだなんか、玉城町方面とか、西脇市方面とか、色々書き残した感がありますが、もう既に文章量が膨大なので控えておきます。

こうやって見ると、そこそこ働いてますね。でも、本当の意味で、強か(シタタカ)で健か(シタタカ)な地域社会を作るには、まだまだ時間も能力も足らない。年の瀬になってから、佐用町で藤岡浩先生と作野広和先生の話を久しぶりにお聞きして、もっと勉強しなきゃ、もっとちゃんと伝える努力をしなきゃと痛感しました。まだまだ勉強が必要だし、何より経験と能力磨きが必要です。

まあ、そういう訳で、2020年は、少し仲間を増やす方向に動きたいと思っています。

ご希望の方はぜひ。


 

hitomachi_icon 年末のご挨拶(2018)

今年を10個の話題で振り返るつもりが12になってしまったという物語
【超絶長いので注意(笑)】

皆さん、本年も大変お世話になりました。
ときどきサボっていますが、恒例のご挨拶をお送りします。

なんかいつも言ってるけど、いつだって今日と明日はつながっていて、そこに人間が勝手に1年の区切りを与えてるだけ。だから、宇宙規模の大きな目で見れば、今日と明日の特別さなんてのは、例えば6月3日と4日のそれとほとんど違わないのに、なぜか12月31日だけはみんなが一年を振り返るよねえ…(笑)。まあ、それを人類は文化と呼んだりするんだろうけど、実際のところ、人間はこれを区切らずにはいられない動物なんじゃないかと思っている。

2018年はとにかくドタバタと始まったのでした。前年にジーユー計画の後藤祐介さんが亡くなって、それだけでも大変だったのに、神戸まちづくり研究所理事長の野崎隆一さんの黄綬褒章の受章記念のパーティーの事務局を自ら引き受けちゃったので、とにかくドタバタでした。まあ、そんなワケで、本年一番のトピックは、後藤さんの荷物を徹底的に片付けたこと、神戸まちづくり研究所がわが社内に引っ越ししてきたことだったのかも知れません。

まあ、全部読む人はそんなに沢山いないと思うけど、人間は区切りたい動物らしいので、私も一人前に区切りを描いてみることにします。

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■1.神戸まちづくり研究所がわが社に
   浅見のまち研作業が増えました

今まで事務局長といいつつも、色々と理事長と事務局にお任せしきっていたものが、事務局長常駐という形になったことで、いろいろとこちらに飛んでくることになり、わが社の事業ではないところで動くことが格段に増えました。そういう意味ではわが社のスタッフの皆さんには、ご苦労をかけたと思っています。みんなどうもすみませんでした。そしてありがとうございました。

とまあ、そんな訳でまち研で引き受けた宮城県山元町の復興ステーションの運営事業や、神戸市の事業・南阿蘇村の事業などにわりときちんと関わることになって、何かと気ぜわしい1年を過ごしました。

■2.ゲストハウス城崎若代さんがオープン
   繁盛しているらしくてうれしいです

わが社の業務としては、設計部門では、春先に城崎で設計・監理をしていた女性専用の「ゲストハウス城崎若代」が竣工したことがメインのトピックですね。

設計の業務って地味な作業が延々と続くことが多く、途中経過をなかなか公表できるものも少なく、竣工した時に大々的に宣伝するくらいしか、ご紹介することができませんが、なにかと日々の雑事に忙しく、皆さんにお知らせする機会を逃していました…。

まあ、それでも若代さんは、運営している姉妹の魅力によるものでしょう。なかなか順調に業績を伸ばしているようで、設計者としてもうれしい限りです。女性専用ですが、ものすごく居心地のよいお宿ですので、ぜひ皆さんご利用くださいますよう。

■3.溝呂木さん本格参入により受注増が可能に
   設計業務を迷いなく引き受けられます

数年前から、業務を手伝ってもらっていた溝呂木さんをほぼ常勤の正社員としてお迎えし、設計業務を中心に地域づくり関連のお仕事など、会社内外の様々な業務に参画してもらっています。

上記「ゲストハウス城崎若代」さんも溝呂木さんの担当でして、もう既にわが社の屋台骨を支える存在となっています。地域づくりの仕事や復興支援にも意欲的に関わってくれているので、今後が楽しみです。

彼女の参画のおかげで、設計業務を積極的に引き受けることができるようになり、城崎の新築店舗・長田の住宅・京都の町家など(なかなか苦労も多いけど)やりがいのある事業が進行中です。

■4.市民ワークショップ運営の業務委託が多かった
   ワークショップのやり方を再考する機会に

地域づくり部門では、今年は「業務のうち市民ワークショップの部分をお願いしたい」という業務がたくさん舞い込みました。いずれも他社のお手伝いですが、養父市・大津市・芦屋市などでワークショップの進行役を担当させていただいています。

市民ワークショップを運営するということは、議論の方向性を議論するということでもあり、委託くださった会社のご好意もあって、業務にがっつり関わらせていただきました。

おかげさまで、あらためて「市民ワークショップ」とはどんなものか、そこでは何が大切なのかをゼロから学ぶ機会を得ることができました。(この話は、し始めると長くなるので、また別のところで)

■5.地域コミュニティのあり方について熟考中
   全国どこでも真剣に悩むべき課題ですよね…

また、神戸市北区のニュータウンのまちづくりなどに関わらせていただき、地域コミュニティはこれからどうなっていくのか、いかにあるべきかについて深く考える機会をいただきました。

人口減少社会にあって、地域が強か(シタタカ)でかつ健か(シタタカ)に生き延びるためにはどんな方法があり得るか。自立的(ジリツテキ)で自律的(ジリツテキ)な地域運営を手に入れるにはどうしたらいいか。いや、ちょっとまて、そもそも地域はシタタカであらねばならぬのか、ジリツテキに存続されねばならないのか…。

なんてことを深く深く考え続けなきゃいけないことになっています。実はこの話、全国どの地域でも問題になっている、あるいは問題になるはずのことなので、ここらでちゃんと考えたい。(この話も、し始めると長くなるので、また別のところで)

■6.山岸さんの努力により業務の幅が拡大
   地域まちづくりとか防災WSとかアンケートとか

地域まちづくりの会合・防災計画づくりのワークショップや、特に行政から委託されるアンケートの作成・回収・集計等の業務では、わが社の山岸さんが中心になって業務を回してくれています。あと、ワークショップデザインもがっつり担当してくれてます。

もちろん、5年前の入社時から有能なスタッフでしたので、成長したというのも失礼ですが、最近、浅見が忙しいこともあって仕事を振りまくっており、業務をお任せすることが格段に増えました。そんなこんなですっかりわが社の中心メンバーとして屋台骨を支えてくれる存在となっています。

ウェブアンケートの業務なんて、わが社で引き受けることになるとは思わなかったけど、やってみたらなんとかなるもので…。今や得意分野といっても過言ではありません。各所からのご発注をお待ちしております。

■7.講演・講義の業務は浅見ががんばり中
   浅見の代わりに講演に行ける人がほしいです(笑

講義・講演の機会もたくさんいただきました。合意形成論や、ファシリテーション講座、地域の担い手の育て方講座、まちづくり講座など、最近は大きなホールでたくさんの人を相手にすることも増えてきましたが、私の本領は「考えてみる・やってみる型」の授業にあると思っています。そのことを忘れずに、できたら参加型の講座を続けていけたらいいなあと思っています。

参加型の講座・セミナーは、企画の段階からお手伝いできますのでご相談ください。

あ、あと、今年は摂南大で倫理の授業の他に、設計演習をやらせてもらって楽しかったです。暮には横浜市大でも講義をさせていただきました。マジメな学生さんが多くこれもとても楽しかったなあ。学校での授業のお仕事は楽しいので、無理のない範囲でお引き受けしたいと思っています。

■8.岡山に被災地支援に行き始めました
   熊本・宮城への支援活動も継続中

被災地支援の活動として、南阿蘇村にときどき通いつつ(なんと今年も南阿蘇村長野の神楽を見に行くことができました。毎年見たくなる人の気持ちはすごくよく分かります)宮城県にもぽつぽつと通っています。

それに加え、横浜市立大学の石川先生のご紹介により、岡山県倉敷・総社の皆さんにつながり、住宅の改修相談に乗るという活動をしています。これまでの被災地でのまちづくり支援活動では、直接建築設計の職能を役立てる場面はあまりなかったのですが、水害に遭った建物をどのように復旧したらよいかという相談を受けてみて、この職能が被災地にはとても求められることを実感したところです。溝呂木さんが積極的にこの件にかかわってくれています。

■9.地域の事業の支援を始めました
   新温泉町春来とたつの市で展開中

兵庫県の地域再生大作戦には、もう10年以上関わらせていただいていますが、新温泉町春来のお蕎麦屋さん「てっぺん」の支援を始めました。このお蕎麦屋さんは、20年前に、地域の維持を目指して、地域の皆が出資して始めた蕎麦屋さんで、以来赤字を出さず、近年では最低賃金をきちんと払い続けているという、地域づくり界隈では超優良な事例。それでも将来的にお店を維持できるか心配で、組織の法人化を検討中。まずはわが社で勉強会をプロデュース中です。

たつの市では、撤退したスーパーの跡施設でコミュニティカフェを始めようという皆さんのお手伝い。最終的には地域が運営するスーパーができないかと奮闘中。地域の皆さんにやる気が溢れているので、なんとかうまく事業化できないかと思っています。

■10.玉城町で楽しいプロジェクトに参加
   模型つくったりアプリ作ったり楽しかった

地域をいかに維持していくかという視点については、池山先生のお誘いで三重県玉城町に通い始めたことは視野を広げてくれました。皇學館大学の池山先生と学生さん、鳥羽商船高専の中井先生とそこの学生さんたち、聖隷クリストファー大学の伊藤先生(みんな学校名が強そうです(笑))に出会えたのは本当にありがたい経験でした。

地域の模型をつくり、模型へのプロジェクションマッピングの可能性を開拓し、地域の皆さんとまちあるきをし、地域を知るためのアプリをつくって地域の人たちとプレイする。聞いただけで楽しそうでしょ(笑)あ、この話は2月に池山先生に話をしてもらうので、あさみスタジモを忘れないように(笑

■11.健康・保健とまちづくりという視点を得た
   これは近年にない大発見だったかも

で、しかも収穫はこれだけじゃなくて、伊藤先生と池山先生との対話の中で、いかに保健師さんがまちづくりに近いところにいるかといことを知り「健康・保健とまちづくり」は近接している。というか、まったくもって被っていることを発見したのです。

私のような建築・都市系のまちづくり専門家は特にそうですが、役所のコミュニティ支援課とかまちづくり課の職員も同様に、健康・保健・福祉分野が地域とどう関わっているか、あるいは関わろうとしているかについては知らないことが多すぎるようです。

20年モノ・30年モノの保健師さんが地域のコミュニティをガッツリ把握していたりするように、健康・保健・福祉の分野では、「まちづくり」なんていい出す前から、地域やコミュニティを先行して研究し続けています。「まちづくり」がこれらの知見と交わらないで良いはずがないと遅まきながら確信を得ました。(そういえば、最近山崎亮さんもそんな話をしてくださったことを思い出し、山崎さんてすげーな。と改めて思ったことはとりあえずヒミツにしときます)

■番外.やっぱり健康の話

個人的な事情ですが、友人が白血病にかかって入院し闘病生活をすることになりました。8月に見舞いに行った病室で「病気快癒のための願掛けに」と勢いで禁煙を決めたらば、これまでなかなか続かなかったのに、なぜか何となく続いています。(友人は快癒し、この暮に退院して、現在は静養中ですが、毎日すごくよくなっているみたいです)

それから、実は9月にあった埼玉での中学校の時の同窓会で、これも勢いで6月に長野県で行われるハーフマラソンに出場することを決めてしまったので、ちょっとこの身体をなんとかしないといけません。今さら健康ガーとか言い出すのもナンですが、もう少し長く社会の課題と向き合っていたいので、ちょっと本気で自分の健康について配慮します。

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やっぱりすごく長くなったよ。

今年は息をつく暇もないくらい本当に忙しく動きました。

一昨年、もう動けないと思うぐらい働いて、これ以上は無理と思って、去年は少しペースを落としたのですが、今年は一昨年以上でした。ということで、きっとまだまだいけるんじゃないですかね(笑)
いや、既に述べたように、無理をする気はないので大丈夫。とはいってもお仕事がないと生きていけないので、皆さん、お仕事のご相談はご遠慮なくお願いしますね。

皆さんお世話になりました。
来年もよろしくお願いいたします。

人・まち・住まい研究所
代表社員 浅見雅之


 

hitomachi_icon 20180713春来地区

新温泉町春来地区は、ちょっと高いところにあります。
区民が出資をして「てっぺん」というお蕎麦屋さんを経営している地域です。

昨年、地域再生アドバイザー事業で春来地区に通うことになり、「てっぺん」を核としたむらづくりを見直す作業を一年間お手伝いしてきました。
今年度は、てっぺんの経営母体である「そば生産組合」と「営農組合」を統合し法人化することを視野に入れたお手伝いをしています。

会合が終わった後も、春来区の今後をアツく語る区長さん副区長さんのお話に引き込まれ、帰宅は25時をまわりました(車でだいたい3時間弱の道のりなもので…)が、我が社もアツくお手伝いをしていきたいと思っています。


 

hitomachi_icon 20180707西宮浜まちづくりワークショップ

大雨によるあちこちの水害…たいへんな事になっている方々がたくさん出てしまいましたね。これ以上被害が広がらないことを祈っています。

7月7日、雨の降る中でしたが、西宮浜公民館にて「まちづくり楽校」ワークショップが開催され、講師として浅見が話し合いのコーディネートをしてきました。
40人を超える参加者!
西宮浜のみなさんのまちへの関心の高さが伺えますね。

前半は、浅見から「まちづくり」や「人口減少社会」や「参画と協働」などについての講義。
西宮浜の人口動態については、ちょっとショッキングなお話も…。
どこのまちもこれから人口が減っていくことは明白であるとはいえ、西宮浜の今後の人口予測では、次世代を担う子どもが増えていかない現実が顕著に現れているというお話をお伝えしました。

後半は、ポストイットを使いながら、講義を聞いた感想などを各テーブルで共有する作業をしました。

人口予測の話のインパクトが強かったのか、これから先の不安や悩みがたくさん出されましたが、一方で「新しい地縁社会が必要」という意見や「楽しむ人が多いとまちづくりが進むという話が印象的でした」という声も。

これから先も地域のみなさんが西宮浜で暮らし続けていくためには、地域の困りごとや悩み事を解決することも大事ですし、地域のみなさんが「自分ごと」として西宮浜の未来を考えていくことも大事なのではないかなと思います。
これから先の未来に必要なのは「人口が減っても幸せだと思える社会」
このパラダイムシフトを実現するためには、どう考えたらいいのか、どのようなことが必要なのか…地域の皆さんと一緒に考えていきたいと思っています。

西宮浜のまちづくり楽校は、今後も続く予定です。
我が社も全力で伴走します。


 

hitomachi_icon 20180603新装開店

この6月から、お隣の部屋に「NPO法人神戸まちづくり研究所」の事務所が引越してきました。
それに合わせて会社内の改装も開始。
1ヶ月近く社員総出で社内片付け作業に取り組み、やっとなんとか形になりました。
何をどこにおいたらいいかなど、こまごましたことはまだまだ調整が必要ですが、ひとまずモノが収まったかなという状況です。

まち研から不要になったデスクと椅子を貰い受け、デスクが4つになりました。
これで同時に4人が作業できる環境が整ったので、アルバイトやインターンの受入が発生してもスペース的に楽になるかなー
今まで二部屋に分かれて置かれていた本が一同に介し、背表紙を眺めるのもなかなか楽しい感じです♪

怒涛の引っ越し月間だった5月が終わり、さて今月からは落ち着いて業務に取り組みます。


 

hitomachi_icon 0222 バリアフリー調査で西区→灘区

2/21 神戸市内

今日は、神戸まちづくり研究所の調査業務で西区と灘区に行ってきました。西区の障害者就労支援の施設で、利用者さん達が今日収穫したミニトマトをいただきました。

目をつぶって食べたら「甘いみかん?」というような甘さのあるジューシーなトマトでした。

この調査。どこに行っても気持ちの良い挨拶に迎えられるのがうれしいです。

調査ももう大詰めです。これから調査結果をまとめないとね。


 

hitomachi_icon 0212 気仙沼「おおたけ」さん

2/12 気仙沼市上田中

昨年竣工した、気仙沼の居酒屋さん「串揚げ・支那そば おおたけ」に寄りました。お客さまに支えられて、そこそこ順調に1年目を迎えられたようでひと安心。でも、お父さんお母さんに支えられている現状をなんとか抜け出したいと店長は思っているようです。

懸案だった店舗の庇は、年末にこちらからスケッチをお送りしてあとをお任せしてありましたが、無事ついたようです。

少しだけ串揚げとビールをと思ってたのだけど、お母さんの切り干し大根が美味しいのと、頼んでないお料理が次から次へと出てくる(笑)ので、ついついお酒を飲みすぎました。

祝日でお客さんもあまり多くなく、店長やご両親とゆっくり話をすることができました。
店長ご家族の温かな人柄のにじみ出た、とても良い店ですよ。建物もステキだし(笑

皆さんも、気仙沼にお越しの節はぜひ。

追伸:こんな記事もみつけました。

観光コンベンション協会「港町だより」から


 

hitomachi_icon 0211 気仙沼N商店さん打合せ

2/11

気仙沼で長いこと計画の作業をしてきたN商店さんの新築工事。確認申請も無事おりて、現場打合せが始まりました。これから5月まで、また気仙沼通いが続きます。


 

hitomachi_icon 2017年 新年のご挨拶

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年末年始がなぜかドタバタで、年末のご挨拶も、新年のご挨拶も、年賀状も後回しになってましたが、たくさんの皆さんから年賀のご挨拶をいただき「このままではイカン」と重い腰を上げた次第です。毎度毎度エンジンがかかるのが遅くてお恥ずかしい…

さて。

2016年は実に多くの場所で「話合い」「会議」「ワークショップ」「シンポジウム」などのお手伝いをしてきました。

いつの間にやら、わが社には、地域や組織の「話合い」や「会議」の膨大な経験と、これを上手に進めるための膨大な知恵が蓄積されてきています。そして、こうした経験や知見を得られたのは、ひとえに皆さんがわが社に機会を与えて下さったからだと痛感するとともに、この経験や知見をできるだけ社会の皆さんに還元していくことが、わが社の使命ではないかと思うにいたりました。

例えば地域づくりの観点からいえば、地域住民の皆さんが主体的に、できれば誰の手も借りずに、話合いを通じ、地域の総意として、自らの地域の将来像を描けること。またそして、その将来像に向けて、より有効な努力ができるようになることこそが、先の見えない現代社会において、重要なことではないかと思うのです。

そのためには、地域の皆さんが、もっと地域にコミットできるような環境をつくることが大切です。そしてまた、地域の皆さんが、もっともっと「地域における話合い」が上手にならないといけない。さらには、もっともっと「地域の将来を考える」ための技術を身に着けなければならないのではないかと考えています。

しかし残念ながら、管見によれば、地域の皆さんや会社組織の皆さんは、一様に「話合い」が上手ではありません。ですから、皆さんが、少しでも話合いが上手になれるように、皆さんからいただいたたくさんの経験をもとに、話合いの技術をお伝えしていくことが重要なのではないかと考えるに至りました。

多くの皆さんが、もっともっと「話合い」が上手になり、地域や組織をよりよくするための議論を上手にできるように。そして、そうした地道な活動が、社会全体をよりよい方向に動かせるように。そんな社会をめざして、わが社はこれからも、皆さんのお手伝いを続けていきたいと考えています。

本年は、この決意をベースに、もう少し会社としての体力を向上させ、より多くの皆さんに、この経験と知見をお伝えできるような社内の体制をつくっていきたいと思っています。

相も変わらず、不器用なことになるかも知れませんが、皆さん、どうかこれからもご指導・ご協力くださいませ。

2017年 1月
合同会社 人・まち・住まい研究所
代表社員 浅見雅之


 

hitomachi_icon 年末のご挨拶(2015)

さて年末です。
皆さん、本年も大変お世話になりました。ありがとうございました。

毎年述べてますが、大晦日だからって今日と明日の境目と、昨日と今日の境目は、同じ1日の境目であって、その違いを云々しているのは、私たちの解釈の仕方の違いでしかないのですよね。まあ、1年のおしまいに意味を見出す解釈そのものが、私たちの暮らしの姿なのかもしれないけど。

さて、わが社も今年は創業6年目の1年間を過ごしました。
曲がりなりにもこうして営業を続けてこれたのは、ひとえにわが社を温かく見守ってくださっている皆さんのおかげと、大変感謝しております。

この1年のトピックとしては、やはり、2011年からお手伝いを続けてきた気仙沼の只越地区の防災集団移転&災害公営住宅の事業が完成を迎え、協議会の解散式を迎えることができたことがあげられると思います。まだ転居の済んでない方もいらっしゃいますが、多くの皆さんが、あの災害後4年半を経て、ようやく暮らしを再建しつつあります。
かげながらでもそのお手伝いができたことは、とても貴重な経験となっています。
被災地へ私達を派遣して下さっている兵庫県をはじめ、気仙沼市や、地域住民の皆さんに感謝しています。
実は、只越は気仙沼では完成がかなり早い方で、気仙沼ではまだまだたくさんの皆さんが仮設住宅での暮らしを余儀なくされていらっしゃいます。来年度からの兵庫県や気仙沼市の派遣の制度の継続が難しいと伺っていますが、他の地域の皆さんのお手伝いなど、これからも、およばずながら復興のお手伝いを続けていければと考えています。

復興のお仕事というと、今年はじめに起きた城崎温泉の火災復興のお手伝いに関わらせていただいていることも特筆すべきことと思います。被災された皆さんの生活再建を最優先に、土地利用の問題を中心に検討のお手伝いを続けてきました。この活動の過程で、城崎の景観づくりについて関わらせていただいており、とても有意義な経験をさせていただいております。少しでも私たちの職能が皆さんのお役に立つよう、これからも活動を続けたいと思っています。

建築設計の分野では主に、気仙沼でお手伝いを続けてきた住宅3棟と、居酒屋さん1棟の工事が進行していたため、気仙沼に通うことがとても多い1年となりました。おかげさまで、住宅の竣工1つを残すのみとなりました。気仙沼のお仕事では、現場が遠いのは色々と不都合もあるものの、やり方によっては東北でお仕事をすることも可能であるということが明らかになりました。ただし、これを成立させるには、サポートメンバーズとしての山梨の溝呂木さんと、東京の滝川さん、愛知の桜木さんのご協力が不可欠でした。今後も、遠方での建築設計のお仕事がいくつか続きそうです。よいネットワークをうまく生かしていけたらよいなあと考えています。

また、西宮市の船坂では、まちづくりのお手伝いを通じて、旧小学校の展示室計画のお手伝いをさせていただきました。地域の大きな地形模型をつくり、この上に思い出の旗を立てていくという「完成しない郷土資料館」のコンセプトを地域住民の皆さんがご理解くださり、2年をかけて「舟坂資料室」を完成することができました。このプロジェクトも、明石高専の水島先生や学生さん達、サポートメンバーズの小畦さんや、西宮流の皆さん、studio-Lの村岡さんをはじめ、その他本当に数多くの皆さんとの共同作業となりました。これからもここでの皆さんとの出会いを大切に育てていけたらと思います。

まちづくりの分野では、神戸市内のいくつかの地域で防災計画づくりのお手伝いをさせていただくことになりました。復興のお仕事を通じて、自然災害の被害をできるだけ小さくすることがどれだけ重要かを痛感している身としては、これから少しでも力を入れていきたい分野です。

一方、オールドニュータウンの再生支援として、北区の有野台団地のお手伝いも始まりました。地域の皆さんと「有野台を考える会」を組織し、アンケート調査や、まちあるき、ニュースの発行、ワークショップの開催と、現状の把握と地域住民のの皆さんの意識醸成を進めてきたところです。プロジェクトを通じて、わが社の山岸さんが大変実力をつけて、育ちつつあることもうれしいことの1つです。これから来年度にかけて、計画をとりまとめ、具体的な取組みに移行していく予定で、今後が楽しみなプロジェクトです。

また、豊岡市さんのお手伝いで、いくつかの地域で地域コミュニティ組織づくりのアドバイザー業務も始まりました。地域の皆さんが、自分たちの地域の問題を自分達で解決するというのが地域づくりの基本だと考えています。良い感じで進んでいるのでこの調子でお手伝いが続けられるといいなと思っているところです。

兵庫県の地域再生大作戦を発端にした集落のお世話も、養父市内や香美町・佐用町内のいくつかの地域で続けており、これもきちんと続けていけたらいいなあと考えています。(えらくあっさり記載しておりますが、これらの地域のお手伝いには、かなりコミットしておりまして、これからもコミットし続けるつもりです)

さて、いずれの地域でも、少子高齢化が進行し、地域の人口が減少していく中で地域をどう維持していくか、多くの地域の皆さんの幸せをどのように維持していくかということが大きな課題になっています。これから都会を含む多くの地域で問題になるに違いない課題に、一番最初に取り組んでいる地域だと認識し、この問題解決の答えを、地域の皆さんと一緒に考えていきたいと思います。いずれにしても、答えは地域によって違うものになるだろうと思っていて、この問題に1つの正解があるものではないと考えているところです。

社会全体が抱えているこのような問題にどうやって取り組んでいけばと考えた時、その答えの1つとして、私達が見出しているのは「多くの市民が、問題に取り組む知恵を身につけること」という解決策です。とても遠回りだけど、この方法が確実な気がするのです。
というワケで、その取り組みの1つである、去年に引き続き今年も西宮市さんと西脇市さんで講座を開講させていただいた「地域の話合い講座」は、場所や形が変わっても、これからも続けていきたいと考えています。

できれば、小さな子供たちを相手に、こうした社会問題に取り組む姿勢を育てるような活動に広げていければいいなあと思っています。(←実はこの子供たち相手の活動については具体的なビジョンがありません。どなたかオファー下さい(笑)

そんなワケで、今年も大変多くの皆さんにお世話になりました。
2016年も、こんなわが社に凝りずに、いろいろとお世話を継続していただけると助かります。皆さんのお役に立てるよう、精一杯の努力を続けたいと考えております。

あれま、のんびり書いているうちに、年が変わってしましました。
(まあ、年の変わり目は、別に重要じゃないと宣言して書き始めてるので、このまま続けようと思っております。あ、それに、夜が明けるまでは年内だもんね)

振り返るだけじゃなくて、新たなビジョンについても語りたいと、この数日、かなり一生懸命考えてきましたが、もう一つビジョンがまとまらないので、新しいビジョンについては新年のご挨拶にてお知らせできればと思っています。(できるのか?)

本年もお世話になりました。
新年からもどうかよろしくお願いいたします。