西宮市 まちづくり人養成講座第3講

2015.08.19

今回のテーマは「話し合いをやりやすくする方法」

これまで、ファシリテーションの基礎や、コミュニケーションの大切さ、意見やアイデアを出すこと、柔軟な発想が大事だということをお伝えしてきました。

前半の最終講義となる第3講では、実際の話し合いの現場でみなさんが悩んでいる、困っていることを解決する方法として

これまでの講義の内容をどのように活かすかを考えました。

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参加者のみなさんから、アンケートなどで、旗揚げやポストイット、ブレインストーミングなど

有効なのはわかるけど、どう地域の話し合いに持ち込めばいいの?ちょっと難しい・・・

という意見をいただいていました。

そこで、話し合いの場に取り入れやすい、ファシリテーショングラフィックと呼ばれるホワイトボードを使った会議の進め方を実演をまじえて説明し、実際に話し合いを書く技術を習得する為の実習を行いました。

2つのチームに分かれて、片方が話し合い、もう片方がホワイトボードや模造紙に話の流れを書いていきました。

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ホワイトボードに書くことで、話の流れが把握しやすい、皆が内容を共有出来る、話が脱線しない、個々の記録やメモが必要ないなどの有効性を実感することができました。

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その他にも、話し合いの場で使えるワークショップ的な技法の紹介をして前半の3講義を終えました。

何かひとつでも、みなさんの話し合いの場で役立てていただきたいと思います。

次回からは、後半の実践編に入ります。

100以上のまちづくりに関わった専門家が 日本全国、どこにでも
お伺いします。

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