「おさごはんの会」_第2回

以前にもご紹介させていただきましたが、養父市の小佐地区で、地域を元気にする為のお仕事をさせていただいています。

特産品の開発に向けて、小佐地区の人々が献立を考え、実際につくり、試食してみる「おさごはんの会」を立ち上げました。昨日は、第2回目の「おさごはんの会」が行なわれました。

今回も、小佐地区にある素材を使った、とってもおいしいごはんができました。

今回の献立は、
・赤米入り山菜おこわ
・こんにゃく
・葱の鉄砲和え
・菜の花のからし和え
・摘み草の天ぷら
・おすまし
・昆布と雑魚の甘辛炊き

「赤米入り山菜おこわ」は、小佐地区の名産である「赤米」をいれています。赤米はぷちっとした食感でおこわにアクセントがでていました。

赤米はそんなにたくさんはいれません

できました。近くの畑に生えていた菜の花を飾って春らしさを

また「こんにゃく」はこんにゃく芋から、手作りでつくったものです。また手作りの酢みそをかけて食べました。スーパーで売っているこんにゃくとは、全く違う、ふわっとした優しい食感でとてもおいしかったです。私はこのこんにゃくの虜になりました(笑)

こんにゃく芋を茹で、水をいれてミキサーにかけます

よく混ぜます

手で丸めたこんにゃくをゆでます

手づくり味噌をトッピングして出来上がり

「葱の鉄砲和え」は、葱をざく切りにして茹でたものと、いかを茹でたものを酢みそであえたものです。葱をザクっと切った感じが「鉄砲」ににていることから、小佐地区では「鉄砲和え」と呼ぶそうです。

とても立派なねぎ!

茹で上がったねぎを絞り、イカと酢みそであえます

できました。葱の鉄砲和え

「摘み草の天ぷら」は、近くに生えている山菜をとってきて天ぷらにしました。ふきのとう、ゆきのした、せり、よもぎ、こごみ(はじめてたべました。苦味があっておいしい)、たらの芽、だんじ(「いたどり」ともいうそうです)、たんぽぽ、のびる、わらびと、今だからこそ食べられる旬の天ぷらをいただきました。最高!

手前にみえているのが「こごみ」です

これが「だんじ」。生で食べると酸っぱいそうです

「摘み菜の天ぷら」味もさることながら、このネーミングにやられました

「おさごはん」をつくってくれるのは地区のお母さん方です。今回もたくさんの方に集まって頂きました。ありがとうございました。
本当に、お母さん方のチームワーク、誰が役割をふるわけでもなく、人がいないところに自ら行って作業する姿は、素晴らしいです。

試食には、地区の男性や若い人たち、県や市役所の方などが参加して、おいしい「おさごはん」に舌鼓をうちました。

おいしい、たのしい試食会

この日は、サンテレビの方が取材にこられました!
県民情報番組「ひょうご”ワイワイ”」で「おさごはんの会」の様子が放送されるそうです。
放送日は5月22日(日)あさ10時〜10時30分
(再放送は5月23日夕方6時30分〜7時)
兵庫県からも、「おさごはんの会」は注目されているんですね!
小佐の元気な姿がアピールできると思うとうれしいです。

次の「おさごはんの会」は2ヶ月後です。
また、楽しい、おいしい「おさごはんの会」の様子をお知らせしたいと思います。

こば

2011.04.21

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