「おさごはんの会」_第5回

養父市の小佐地区で特産品の開発と、地域のコミュニティづくりを目指して、2ヶ月に1度行なっている「おさごはんの会」が10月30日(土)に行なわれました。

いつもは平日なので、お勤めの方は参加できないという声があり、今回初めて土曜日に行ないました。
今回は約30名の方が参加され、普段は働いている男性がお料理づくりにも参加してくれました!

お母さんに三角巾を付けてもらって、男性もお料理に参加!
エプロンも似合っていますね

今回は、新米をお釜で炊いて食べようというのがメインの企画でした。
外で釜に火をつけ、豆ご飯と黒いもごはんを炊きました。

かまどの火の調節もお父さんのお仕事です

お米を炊く時間は、お母さんがしっかり管理してくれて、とても美味しいご飯が炊きあがりました。

お母さんの時間管理はバッチリ

豆ご飯が炊きあがりました!
具沢山の黒いもご飯も炊けました

お釜についたおこげをつまみ食い。とても香ばしくて美味しかったです。

今回の献立は

・豆ごはん
・黒いもごはん
・酢ずいき
・親芋の煮付け
・根彩汁(鹿肉入り)
・養父焼き
・きりづけ
と盛りだくさんでした!

「ずいき」とはどんなものかご存知ですか?さといもの茎だそうです。今回は赤ずいきを用いました。

これが赤ずいきです

鍋に水とずいきを入れ、煮込みます

煮込んで三杯酢をいれると、とろとろに!

酸っぱくなくてとろとろして、フルーツのようでした

「親いも」とは、ずいきの根元にある、親玉となる芋のこと。同じ小佐地区でも、食べるところもあれば、食べない地区もあるそうです。また、調理の方法も様々だとのことでした。今回は、シンプルにだしと調味料でつくりました。

これが親芋です

できあがった親芋の煮物。ほくほくして美味しいです。

お料理の間にちょっと休憩。みんなでお茶を飲みながら話しが弾みます。みんな楽しそうです。

みんな笑顔!

「根彩汁」はお汁の中に、カボチャで色付けたお団子と、紫芋で色付けたお団子、そして鹿肉を入れた、彩り鮮やかなお汁です。

綺麗な色のお団子ができました

鹿肉の調理は、スジを取るのが大変そうでした。

スジも炒めていただきましたが、臭いもなく、とてもおいしかったです。

これが、根彩汁です

具だくさんで、彩りがきれいだから、根彩汁

「養父焼き」とは、うどんを使ったお好み焼きの様なものでした。たまご、ニラ、うどん、片栗粉を混ぜたものを、フライパンの上で焼いていきます。

具材を混ぜて
具材のうえに豚肉を敷いて焼きます

養父焼きのできあがり!

お料理ができあがるころには、試食に来たお客さんが。

試食待ち

さてさて、待ちに待った試食です。
おいしいお料理にみんな舌鼓。

今回も、準備にあたってくれた方々、食材を提供してくれた方々、実際お料理してくれた方々、試食に来て下さった方々、みなさんに感謝です。

小佐地区ならではの、お料理が並びました。
みんな、楽しそうにお料理していました。
おさごはんの会は、とても楽しい会になっています。

次は、2ヶ月後の12月23日に、お餅つきを行なう予定です。子どもたちにも参加してもらいたいと思っています。

こば

2011.11.01

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