村カフェ「うだつ」_11月30日

兵庫県養父市大屋町の筏(いかだ)集落で、今年度から、兵庫県の小規模集落元気作戦のアドバイザーとして、私たちが集落の元気おこしのお手伝いをさせていただいています。

基本的に月に1度、夜に公民館で会合を開き、筏集落を元気にする(みなさんをみていると元気なんじゃないかなと思うんですけどね…)為の話し合いをしています。

他の地区でも村づくりのお手伝いをさせていただいていますが、そこで感じるのが、「集落内でのコミュニケーションが不足しているのではないか?」ということです。
「集落の元気をだすために会合開くから参加して」っていってもなんか、正直、しんどそうで、行くのめんどくさい感じがするのではないでしょうか。(参加していただいている皆さんには本当に感謝しています!)
もっと、ふらっと気軽に立ち寄って、世代なんて関係なく、世間話のできる場所、集落内のコミュニケーションが図れる場所がつくれないかなと思って始めたのが「村カフェ」です。

村カフェの看板

月に1回ですが、私たちがカフェグッズを神戸から持参して、集落の方のご好意でガレージを貸していただき、そこで、お昼間にカフェをやっています。
コーヒーはちゃんとドリップし、カップとソーサーで飲んでもらっています。破格の50円!どうだ!大人の方には缶ビールも提供させてもらってます。(筏ではビールが一番売れるんですよ。笑)子供用にはジュースを無料で提供させてもらってます。

昨日は18名の方にご来店いただきました!小学生、中学生、高校生、30代以上と様々な年代の方に脚を運んでもらいました。

若い子とおじちゃんの交流

夕方はストープを囲んでいい雰囲気

そこでは、野菜の作り方だったり、いまあの人はどうしてるとかいう話だったり、ホントに世間話が繰り広げられます。私たちも、別に村の元気について考えて下さいなんていいません。
学生さんなんかがくると、あんたはあそこのなになにちゃんやなあ?大きくなったなあ!なんて会話がくりひろげられています。
日々、お付き合いのない人達が、久しぶりに合ってわいわい楽しく話せる場所になりつつあるのではないかなと思っています。

ちなみに村カフェ「うだつ」は、ほんとに「うだつ」のある養蚕住宅のお宅のガレージをかりしているんですよ。

「うだつ」のある素敵なお宅です

こば

2010.12.01

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