長須のみなさんと紙漉き体験に行きました

7月7日(日)、長須のみなさんと一緒に、兵庫県多可町にある「杉原紙研究所」へ、紙漉きの見学および、紙漉き体験に行って来ました。
長須からは、赤ちゃんからご高齢の方まで、本当にたくさんの方に参加していただきました。役所の方や、私たちスタッフを含め、総勢約40名と、賑やかな遠足になりました。

マイクロバス2台に分かれて、長須から「杉原紙研究所」へ到着。

時折激しい雨が降りましたが、基本的にいいお天気でした

紙漉き体験の前に、隣接している道の駅で、お昼ごはんを食べました。

レストランの半分以上が長須色に

みんな楽しそうです。ごはんも美味しかったです

お昼からの紙漉き体験までに時間があったので、お子さんたちは、近くを流れている川に入って遊んでいたようです。
ここは、紙漉きの原材料を洗う場所だけあって、きれいな水が流れています。

気持ちよさそう!

13時から、2組に分かれて、1組は施設の見学および説明を受け、もう1組みは紙漉き体験。これを交互に行いました。

実際に使われている紙漉き場です。

長須でも、旧公民館を紙漉き工房へ改修するので、私は、結構真剣に見ていました。限られた予算でどこまでできるかなと考えながらの見学でした。

実際に紙を漉いて見せてもらいました。

みんなも真剣に見学中。

小さな子も真剣にみてました

漉いた紙が、巻きすからきれいに剥がれます。やってみたい!

ぺろんと取れます。やってみたい

和紙の原材料、トロロアオイ。接着剤の役割を果たします。
トロロアオイを触らしてもらいました。

これがトロロアオイです。トロトロ

みんなで触って、においを嗅いで。においは「病院のにおい」みたいだと、みんなの感想。

他の工程をこなす作業場もひと通り見学して、紙漉きをしました。
みんなエプロンをつけて、いざ紙漉きです。

女子チーム(偶然です)

家族チーム(偶然です)

こんな、枠をつかって紙を漉きます。中のあみはステンレスだそうです。村岡高校生に長須で和紙漉きしてもらうには、この道具をつくる必要がありそうです。

つくらねば!

各チームに指導してくれる女性のかたがついてくれて、教えてもらいながら紙を漉きました。
漉いた紙には、モミジをあしらったり、色をつけたりして、自分のオリジナルの和紙ができます。

みんな真剣な顔つき

わたしはこんなデザインにしてみました。

どうでしょう?

漉いた和紙は約1時間で乾かしてくれて、もって帰ることができます。
しかし、紙漉きが終わると雨がざっと降りだしたので、和紙は長須に郵送していただくことにしました。

帰りは、あおがきの道の駅に立ち寄って、但馬布伝承館を見学。お土産も買いました。

但馬布伝承館にて綿の種取り体験

とにかく、長須からたくさんの方に、この紙漉き体験に参加していただいたことがとても嬉しかったです。ありがとうございました。
区長さん、いつもお世話をかけてすみません。ありがとうございました。
役場の穴田さん、バスの運転をありがとうございました。
サポーターの福田さん、本多さんにもとても頑張ってもらいました。ありがとう。

長須のみなさんで、紙漉きに取り組む、よい第一歩が踏み出せたように思います。多くの人に、これからも、この紙漉き復活プロジェクトに関わってもらいたいと願っています。みなさん、どうぞよろしくお願いいたします。

こば

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