0218 多可町門前集落の会合②

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昨年9月にお邪魔して以来、のびのびになっていた会合でした。9月には村の状況を皆さんにお聞きし、地域の課題と魅力を抽出したところまで。

今回は、1月の厄神さんのお祭りの反省を含め、今後集落内で解決したい(解決可能な)課題を見出して、課題解決のアイデアを積み上げようというつもりでうかがいました。

皆さんとお話をした結果、解決すべき課題は「集落の皆さんが楽しんで地域活動に参加できるようにしたい」ということと「集落を離れた人たちが集落を訪れて、今の様子を知ってほしいこと」に集約されそうなことが見えてきました。

この課題について皆で議論した結果、現在8月に行なっている「あかり回廊」のイベントを、集落の出身者の皆さんにお知らせして、集落を再訪していただき「村の大同窓会」をする方向で考えることに。

あまり無理なことをしない。集落のみんなの負担を増やさないことを基本に考えた結果、特産品を作るとか、集落で事業を起こすとかではなく、集落出身者のつながりを取り戻すという方向になりつつあります。

集落内のお年寄りの知恵や能力を上手に活用する方策を考えたいという意見が出たり、皆で集落の昔話をしたらどうか、古い写真を集めてみてはどうかなどの話が出ました。

まずは、老人会や、婦人会、子供会の皆さんに集まってもらって、村の大同窓会を、どんな形で開けるかの相談をすることになりました。

そもそも、今日何かを始めて明日結果が出るようなものではないので、時間をかけて地域全体を盛り上げていければよいなあ。

今日もなかなか楽しかったです。

集落内外の皆さんに、より地域への興味を高めてもらって、その先へ繋げられたらと思います。

 

下は多可町の広報誌2008年10月版より、門前集落の様子です。

http://www.takacho.jp/kouho/2008/10/200810.pdf

 

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