7月7日、建て方2日目。
昨日とはうって変わっての雨…。
職人さんは朝8時から作業をされるとのことで、私たちもその時間には現場に到着しました。
職人さんが、テントにたまった水を下ろすところから作業開始です。
雨の中の作業だったので、職人さんが怪我だけはされないよう祈りつつ、作業をみまもりました。
北側には積雪対策として、腕木をつけました。腕木のプレカットの精度があまりよくなかったのか?腕木にかかる梁をかけるのに職人さんが結構苦労されていました。
その間に、西側の小屋梁にタイロッドを取り付ける作業が行われました。
母屋がすべてのったところで、垂木の施工にとりかかりました。
垂木は建設委員会の大工さんのご指示で、檜の芯持ち材60×60です。
軒先は積雪に耐えれるよう、227.5ピッチという細かさで垂木を入れています。
休憩中に大工さんとおしゃべり。大工さん「そんなにじっとみとって楽しいんか?」小林「もう、めっちゃたのしいですよ」大工さん「若い大工でもみて楽しんどるんちゃんうか?笑」小林「それもあるかも。笑」
17時頃には、北面の垂木の施工にとりかかっていましたが、私たちはここで失礼しました。
17時段階での、建物の全景です。
設計したものが、大工さんの手によって目の前で形になっていくのは、なんともうれしいものです。
施主さんも、私たちと同じくずっと建て方をみていらっしゃいました。
「設計図で説明されるより、こうやってできたら、浅見さんが言ってたことがよくわかるわ」とおっしゃってました。設計者としてはやや複雑?です…
上棟式は行いませんでしたが、近々、住民のみなさんに、野地がふけた段階で建物の説明会を行うことになっています。
こば
2010.07.11