丹波焼きのピンコロづくり

篠山市の上立杭に、景観アドバイザーとして、月に1度足を運んでいます。

陶の里バス停に続く、第二弾!住吉神社前ポケットパークづくりが進行中です。

今回も、ポケットパークのデザインは私たちが何案かお持ちし、役員のみなさんにみていただきました。

最初の案

焼き物の郷、立杭らしい公園をということで、ピンコロや灯ろうなどは丹波焼き。役員の陶芸家の皆さんの提案、アドバイスをいただきながら、一緒に公園の計画をしてきました。
なので、上のスケッチとは少し変わっています。

今日は、ピンコロ石を製作するというので、現場におじゃましてきました。

まずは、土を作るところから。3種類の土や砂、水をまぜます。

材料を練混ぜ中

練混ぜたものを機械に入れてコネます。

機械からコネられた土がでてきます

それを食パンのような形に成形します。

高さ、幅を決めて成形します

ここで登場するのが、ピンコロスライサー!素晴らしい道具です!ピンコロがサクサクできます。
道具を作った陶芸家さんはすごいです〜!

縦と横の木枠に糸が張られています

木枠を縦と横に動かすことで、長方形の土の塊ができます。

きれいな断面がでてきます

この長方形の土の塊を、糸で切り分けていきます。

木枠に糸が通るように溝が切ってあります。

切り上がったピンコロ石です。

きれいです。

出来上がったピンコロ石は150個!

10人以上の陶芸家さんたちが、このピンコロを焼いてくれます。
灰をかけたもの、素焼きのものなど変化をつけることにしました。

そして、灯ろうのミニチュア試作品もできていました!

素敵ですね

灯ろうは、ある程度の大きさなどの規格を決めて、後は陶芸家のみなさんに自由に作ってもらうことになりました。
どんな灯ろうができるか楽しみです。

公園は3月末から4月にかけて、役員のみなさんと私たちで施工する予定です。
今からたのしみです!

こば

2011.12.13

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