ここからは旅の2日目。
お天気には強いと自負している私ですが、その日は朝から雨。寒かったです…でもお昼には晴れました!
堀内地区伝統的建造物群保存地区にいってきました。
ここは、とても指定の範囲が広いので、かなり歩きました。
武家屋敷のあとだから、基本的に一敷地が広いのだと思います。
堀内は旧萩城三の丸にあたり、毛利輝元が慶長13年(1608)に指月山に城を築き、町割をおこなったことに始まるそうです。当時は、藩の諸役所(御蔵元・御木屋・諸郡御用屋敷・御膳夫所・御徒士所)と、毛利一門をはじめとする大身の武家屋敷が建ち並んでいたそうです。
武家屋敷の長屋門や、武家屋敷を囲む土塀がきれいに残っていました。
重伝建の指定は昭和51年。もう指定から35年も経っています。
この通りの土塀は、漆喰のもの、土壁のもの、土壁に瓦の入ったものの3種類が見えています。
いろんな表情の土塀があって、塀を見て歩くだけでも楽しいです。
これは武家屋敷の長屋門を内側から見たところです。立派な長屋門です。
歩いていると可愛いお地蔵さんに遭遇。服を着せてもらって暖かそうです。
景観配慮といえば、大きな通り沿いのdocomoショップや、ユニクロなどが、白い店舗、白い看板に茶色の文字と、かなり景観に配慮した建物になっていました。
萩のまちは、景観優等生ですね。でも、すべての店舗がそうというわけではないですが…。シンプルな看板にするだけでもまちが落ち着いてみえます。
歩いていると、すごく人なつっこい犬に出会いました。というか、押し倒されました。笑。犬は好きなので嬉しいんですけど…
堀内地区は、建物もみましたが、基本的に塀を見て歩くのが楽しかったです。
建物の形状は様々でも、建物の外の壁が整っているだけで、まちというものは美しくみえるのだということを実感しました。
2012.01.18
こば