只越地区の模型を届けてきました

私たちは「兵庫県東日本大震災に係るひょうごまちづくり専門家派遣」という制度により、兵庫県から派遣される形で、毎月気仙沼に通っています。気仙沼ではいくつかの地域で、地域の話合いのお手伝いをしていますが、その一つである、唐桑の只越地区のお話。
8月の会合で、宮城県土木さんから、防潮堤や只越川の改修計画が出されたものの、図面だけではどんなものになるのか、地域の住民さん達には全くイメージがつかめず、またプロである私たちも、今ひとつ実感が湧かなかったことから「模型をつくります!」と小林が宣言して帰ってきたのがそもそもの始まりでした。
模型の製作を手伝ってくれる人を求めて、明石高専の先生に相談したところ、学生に声をかけていただいて、5人の学生さんが地形模型製作を手伝ってくれました。延べ約20人の労力がかかっています。手伝ってくれた学生の皆さん。本当にありがとうございました。

防潮堤・堤防建設前の姿(流失家屋は表現していません)
防潮堤・堤防建設後の姿
拡大するとこんな感じ

私たちは、せっかく手伝ってくれた学生さんを現地にお連れして、皆さんに会わせてあげたかったけれど、そんな財力はわが社にはありません。
でも、学生さん達には、只越の皆さんがどれだけこの模型を喜んでくれたかを、どうしてもお知らせしたくて、会合の最後に皆さんを動画に撮らせていただきました。
少しでも学生さん達に伝わるといいのだけど。
只越の皆さんからのメッセージを、学生の皆さんにお送りします。

本当にありがとうございました。

100以上のまちづくりに関わった専門家が 日本全国、どこにでも
お伺いします。

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