10月7日は、香美町村岡区の丸味集落に行ってきました。
小規模集落元気作戦の集落アドバイザーとして(今は月に1度くらい)通っています。
丸味集落には栃ヶ水という、太閤秀吉が遠征の際に飲んだと伝えられる湧き水があります。
地域外の人には全く知られていないこの水。歴史的にも由緒正しいし、美味しいみたいだし、これを宣伝したら売れるんじゃないかという話が数カ月前から話合いに出ていました。(まあ、実際に水を販売するのは保健所的にハードルは高そうです。でも美味しい湧き水が評判になれば、少しお客さんが見込めるかもしれません。)
実は、近隣には、いくつか名水と呼ばれる湧き水があります。燿山という山のふもとにある「燿子(かかご)の清水」や、但馬高原植物園の「かつらの千年水」などなど…
そこでこの「栃ヶ水」と、「燿子(かかご)の清水」「かつらの千年水」などを飲み比べてみようということになったわけです。この日はその水飲み比べの日でした。飲み比べるために「栃ヶ水」を汲みにいこうと、そして、ついでに「栃ヶ水」の上流を探って、県道のそばまで引いてくる方法があるかどうか考えようということになりました。
あ、この日以前に、わが社の新入社員のつくえくんが「燿子(かかご)の清水」と「かつらの千年水」を手に入れてくるというミッションを遂行しておりました。そちらのレポートも併せてお楽しみ下さい♪
お水ミッション!!(長須つくえ日記)
お水ミッション2!!!(長須つくえ日記)
つくえ君も何だが楽しそうになってきました。
さて栃ヶ水探索ツアーです。
つくえくんもいます。
「栃ヶ水」は、えらくあっさり手に入れることができました。それでは源流を探りに行きます。
割とすいすい上がれるなあ…と、のんきに思っていたら、前の日に区長さんが、登山コースの草刈をしておいてくれたのだとか…。区長さんに感謝です。
まあ、実際には源流でもなんでもないのでしょうが、なんとなくここから水を引けばいいような気がします。
これを発見できたので山を下りて、公民館に帰ることにしたのですが…。
ミツマタといえば、私たちが紙すき文化の復活のために、探し求めている紙すきの原料ではないですか…。2本だけでは紙はできなさそうだけど…。
そしてさらに。
食べられるよって聞いたので食べてみましたが、そんなに美味しいものではありませんでした…(笑
うーん。あけびはなかなか食べるの勇気がいるね…
まあ、結局、どれも美味しいけど、栃ヶ水もなかなかだよってことになりました。
一応、美味しい水って宣伝するには保健所に水質チェックをしてもらった方がいいということで、保健所に水を持って行って検査してもらうことにしました。いい結果が出るといいけど。
お昼に、恒例の「みょうがのお寿司」をいただいて帰ってきましたよ。(これが絶品なんです!)