2015.11.07
神戸市北区花山地区の地域おたすけガイド作成ワークショップ第3回を開催しました。
これまで2回のワークショップで、地区の現状と災害時の危険箇所や避難場所・経路、連絡体制などの現状と、災害が発生した場合のシュミレーションを行い、防災面での課題を把握しました。
今回は、これまでの結果をもとに花山台での災害時初動対応マニュアルとなる「地域おたすけガイド」の内容について検討し、地区内での災害時の対応を共有することを目標に進めました。
まずは、これまでのワークショップでの検討結果を振り返りました。
花山台では4つのブロックに分かれていて、それぞれのブロックで災害時の状況が異なり、その対応も違ってくる事がわかりました。
次に、神戸市で作成されている「地域おたすけガイド」のひな形を確認しました。これは、一般的な災害時の対応がマニュアル化されたもので、そこにこれまで2回のワークショップの結果を盛り込む事で、花山台での災害対応のマニュアルとして使える物にしていきます。
各ブロックで、災害発生直前から発生後の想定をしながら、地域おたすけガイド案の記載内容を確認し、抜けていることはないか、必要な行動・対応かどうかをチェックしていきました。
災害を想定しながらのマニュアルの確認はなかなか難しく、今回の成果としては、各ブロックの災害対策本部の設置、避難情報の伝達方法、安否確認の方法を決めて、地区内で共有することとなりました。
この結果をもとに、花山台の地域おたすけガイドをとりまとめることとなります。
このガイドをもととして、防災訓練や実際の災害時に役立て、必要に応じて内容の更新をしながら地区の防災に役立てていって欲しいと思います。