養父市大屋町西谷地区 地域づくり計画

8月26日は養父市大屋町西谷地区の自治会の会合でした。

1年半にわたり、地域づくり計画策定のお手伝いを続けてきましたが、そろそろ大詰めというところです。養父市では市が主導して、既存の行政区を旧小学校区単位で束ねた自治協議会が設立されています。

(西谷ではこの自治協議会のことを自治会という名称で呼んでるので、知らない人にはちょっとややこしいのだけど…そもそも養父市内では、単位行政区のことを自治会とも町内会とも呼ばず「区」と呼びならわしているので、地元の人はあんまり混乱しません。…あ、この話ややこしいですね(笑)…今日の話では正式名称「自治会」ではなく、自治協議会と書くことにします)

養父市のルールでは自治協議会の設立から、3年をメドに各自治協議会で「地域づくり計画」を策定することを求めています。そして、西谷はそろそろ3年。

これまで、全住民(全戸じゃだめだということで、全住民に)アンケートや、若者会・女子会、各区キャラバンなど、多くの地域住民の皆さんの意見を、かなり丁寧にお聞きする中で分かってきたことは、

①わりと若者からお年寄りまで、真剣に地域の将来を心配している

②何かしようという人、何かするなら協力するという人は多い

ということでした。

ただし、各区とも、役員が高齢となり地域の担い手が少なくなってきていますし、その各区の代表を構成員とする自治協議会でも「大きな事業を動かすのはしんどい」「誰がやんねん」「新しいことはしたくない」という意見が聞かれることから、自治協議会の役割を、

「自治協議会の仕組でサポートして、各区の区長さんが少しでも楽になるようにする」

という位置付けにすることにしてきました。その中で、地域づくり計画には、

「自分たちでできそうなことだけ書く。できないことは書かない」

という方針を決めて、計画づくりを進めてきました。

26日の会合では「役員で地域の課題を解決するアイデアを出すのは難しい」「もっと若い人達に任せたい」という意見がちらほらと…。やっぱり地域の顔役の皆さんで話を進めていてもなかなか難しい。

そこで私が提案したのが「地域づくり事業企画案募集」の提案です。

詳細は、もう少し細部が明らかになってからお知らせしますが「地域の若いタレントの発掘」「地域の担い手の世代交代」に、わりと効くんじゃないかと思っています。

西谷

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