2016.02.13
神戸市西区高津橋地区における地域おたすけガイド作成ワークショップの第2回目を開催しました。
第1回目は、地区の防災に対する現状を把握し、災害時に危険な箇所や避難所までのルート、使える資材の在処等をみんなで地図上にプロットしました。
今回はそのような現状をふまえて、実際に災害が起こったときの初動対応をシュミレーションを行いました。
高津橋地区では、風水害でも特に洪水への対応に特化してシュミレーションしました。
時系列にそって災害にどう対応するのか「自助」と「共助」の2つのフレームで考えました。
4つのグループにわかれて検討しましたが、最後に全体で共有しました。
「自助」については、自身と家族の安全を優先的に考えることになりますが、地域のみんなで助け合う「共助」については、「自分のことで精一杯で余裕はないんじゃないか」、「お年寄りや障がい者を連れて大雨の中で避難は難しい」、「注意報の段階で避難を呼びかけても誰も動かない」などのことから「ある程度の地区単位でルールをつくっておかないとスムーズに対応できない」という課題も見えてきました。
地域で災害に備えることの重要性を考えることができたようです。
今回の結果をふまえた内容の素案を作成し、高津橋地区の地域おたすけガイド完成に向けて次回は想定図上訓練を行います。