2015.09.27
神戸市北区花山地区の地域おたすけガイド作成ワークショップ第2回を開催しました。
前回は、地区で起こる可能性がある災害について、その際に地域ではどんな備えができているかの現状把握を行いました。
第2回ワークショップでは、前半はレクチャーとして、防災に関する基礎知識のおさらいと前回疑問として上がった、消火栓や防火水槽、防災倉庫がどういったものか、どんな役割なのかを消防署職員の方からご説明いただきました。
花山地区では、土砂災害についての対応を考えることとし、防災体制や気象情報と避難準備・勧告・指示はどういった経緯で発令されるかを確認しました。
後半は、各ブロックでの災害時の想定訓練を行いました。
大雨による土砂災害の危険がある時のシュミレーションを時系列ごとに、自身の身を守ること「自助」と地域として守ること「共助」で、いつ、どのように行動するのか、何が必要かを考えました。
同じ地域でもブロック毎に対応の仕方が異なっていたり、ブロック内でもいろんな意見を持った人がいることを体験することができたようです。
また、実際に地域内で災害が起こっている事をどうやって知るのか?情報をどう共有するのかといった地域内での課題も見えてきました。
シュミレーションで考えた行動や必要なものなどの中から「地域おたすけガイド」に掲載すべきものを選び、ブロック毎の内容を全体で共有しました。
今回の意見をまとめた素案をもとに、次回は図上訓練を行い、花山地域の地域おたすけガイドを完成させます。