元町映画館の工事がいよいよ始まりました。
工事期間中週に1度、施主様、現場監督、工事監理者(私たちのことです)が集まり打ち合わせを行います。「定例」と呼んでいます。
今日は第1回目の定例でした。
現場は、解体が進んでいました。
改修工事なので、天井や壁をめくってみると、予想していなかったような状況に出くわします。
現場を見ながら、問題をどのようにクリアしていくか考えました。職人さんにも加わってもらい、知恵をだしてもらいました。
今回、映写機やスクリーン、スピーカー、座席の設置などは別工事で専門の業者さんが工事されます。その業者さんにも打ち合わせに参加してもらいました。映写機は1台が400〜500キロととても重たいため、鉄骨で下組みをしてその上に映写機を乗せます。鍛冶屋さんにも打ち合わせに参加してもらい、どのように下地組をするかなど決めました。
工事にはたくさんの人が関わります。みんなが力を出し合って一つの建物が出来上がります。今回は、その様子を施主様が映像に残したいとのことで、現場を撮影されていました。映画館が出来上がるまでのプロセスが記録に残るのは面白いことだと思います。
無事に映画館が竣工するよう、頑張って監理しようと気を引き締めたのでした。
こば
2010.04.08