9月9日〜10日、1泊2日で兵庫県香美町村岡の丸味と長須に行ってきました。
目的は大きく二つ。
一つは、丸味・長須とも、国の過疎集落等自立再生緊急対策事業の予算がついたため、それぞれ公民館を改修することになりました。
丸味は、現在、地元で採れる山菜などを使って、特産品開発に取り組んでいます。丸味では、その特産品の加工場として、今ある公民館を活用することに決め、保健所の許可がおりるよう、公民館の改修設計を行なっています。今回は、図面ができたため、区長さんを始めとする丸味の方に設計内容の説明に伺いました。丸味では、この図面をもって、17日に保健所へ打ち合わせに行く予定です。
一方、長須では、昔、射添紙という和紙が作られていた歴史があり、この和紙を復活させることに取り組んでいます。長須では、昔使われていた公民館を改修して、紙すき場として使えるよう改修設計を行なっています。こちらも、図面ができた為、区長さんに設計内容を説明しにお伺いしました。
もう一つの目的。2名の学生さんが、弊社のインターンとして、約2週間、地域おこし協力隊の福田さん、集落サポーターの本多さんとともに長須で生活し、集落サポートのお仕事をすることになり、2人を長須へ送り届け、丸味と長須の区長さんに紹介しました。
インターンの学生さんは、奈良女子大学の二石さんと、明石工業高等専門学校の岡田さんです。
神戸を出発して、お昼には村岡へ。
村岡のTAKU TAKUというカフェでお昼ご飯を食べました。なかなか素敵なお店で、お味もよかったです。
丸味で設計打ち合わせをするため、公民館を訪れました。
たまたま、早くついたので、公民館の周りをみていると、たくさんの栃の身の殻が落ちていました。
中身をみつけました。
もっと栃の身が落ちていないかなと探していると、自生のミョウガを見つけました。なかには花が咲いているものもありました。
気が付けば、たくさんミョウガが採れていました。
設計打ち合わせを終えると、丸味の区長さんが、村の畑で大根を育て、兵庫県の週末マルシェで販売したいとのことで、集落サポーターの本多さん、インターンの学生さん、私と4人で畑で大根の種まきをしました。
丸味は、人の数より牛の数が多いところ。但馬牛の郷です。
畑に向かう途中で牛さんとこんにちわ。
大根を撒くのは、初めてでした。土をちょっと掘って、種を2粒、ちょっと肥料をかけて、土をかける。
10月の末くらいには、大根が収穫できるとのことです。丸味の大根は、昨年いただきましたが、本当に大きくて、本当においしい!皮を剥かずに茹でるのがポイントだそうです。収穫が楽しみです。
そして、長須のオフィスに寄る前に、長須の区長さんにご挨拶させていただきました。すると、近くの川で採れた鮎をフライにしたものをいただきました。ありがとうございました。
長須のオフィスには、たくさん部屋があるので、学生さんたちもそこで生活してもらいます。
オフィスといっても、1軒家をお借りしているものです。なので、囲炉裏があったりします。
実は、丸味の区長さんから、但馬牛のお肉をいただいたので、しゃぶしゃぶにして、囲炉裏を囲んで食べました。ありがとうございました。
翌日は、長須の旧公民館で設計打ち合わせを行い、その後、集落サポーターの本多さん、インターンの二石さん、岡田さんは稲刈りをお手伝いしました。
長須は稲刈りが始まったところ。稲刈りは本当に村の大切な仕事です。しばらくは、学生さんたちは稲刈りのお手伝いをすることになるかもしれません。
浅見さんと私は、ここで失礼して、神戸に帰りました。お土産に、道の駅の駅長さんから、鮎をいただきました。ありがとうございます。
丸味・長須とも、これから工事業者さんを決めて、改修工事に取りかかります。
インターンの学生さん、がんばってくださいね。
こば