昨日、元町映画館の天井および舞台のペンキ塗りを行いました。
予算が合わなかった為、天井と舞台のペンキ塗りは、施主さんが自力施工することになっていました。
当日、施主さん、支配人さん、映写技師さん、そのお友達の方、学生さんなど沢山の方が集まり(もちろん、私たちも参加しました)ペンキ塗りを行いました。
多い時で10名以上の方が手伝ってくれたと思います。
前日、私たちは、ホームセンターをはしごして、ペンキ塗りに必要な材料、道具を買い集めました。ペンキは黒の艶消しで1斗缶を探したのですが、これがなかなか見つからず苦労しました…結局、すこし艶のある黒のペンキを手に入れることができました。
当日は、9時現場集合。まずは養生作業から開始しました。養生は約2時間半くらいで終了し、いざペンキ塗りへ。
基本的に、ホール(座席)の壁面には吸音効果を期待して、カーテンを吊るすことになっています。カーテンの上下のちょっとした隙間から、壁が見えそうなところだけ、壁に塗装を行いました。
上下の壁が塗れたところで、天井のペンキ塗りに突入。
舞台の上は塗りやすいのですが、客席はひな壇上になっているので、塗っては脚立を動かし、塗っては脚立を動かすという状態で結構大変でした。
それから、天井仕上げがジプトーン(表面に穴の空いている化粧石膏ボード)のところは、ローラーで塗っただけでは、穴の部分が白いままで目立つ為、ハケなどを使って穴をつぶしていく作業が大変でした。
みんな、顔や、手や、服にペンキを沢山飛ばしながらも、一生懸命作業している姿は素敵でした!
予算が合わなかったので、自力施工という形を取りましが、映画館に関わる人が、自分たちの映画館づくりに参加するというプロセスを踏めたことは、これからこの建物を使って行く人にとって、とても良い経験になったのではないかと思いました。
予定では2日かかると思っていましたが、みなさんの予想以上の頑張りで1日で出来上がりました。
工事に参加していただいたみなさん、お疲れさまでした。ありがとうございました。
また、差し入れなどをしていただいた方、工事の様子を気にして覗きに来て下さった方々もありがとうございました。
5月の末に、今度はみんなでタイルカーペットを貼る予定です。
こば
2010.05.17