12月23日(金・祝)に、第6回目となる「おさごはんの会」が開かれました。
「おさごはんの会」とは、2ヶ月に1度、養父市の小佐地区において、小佐地区のみなさんが地元の食材を生かした様々なお料理をつくり、みんなで試食して、特産品の開発およびレシピ本を作成しようという試みです。
今回は年の瀬ということで、主に餅つきと餅花づくりを行いました。
子どもたちに是非参加してもらいたかったので、23日の祝日に行いました。そのかいがあって、20名以上のたくさんの子供が参加してくれました!
お餅つきのもち米も小佐で採れたものを使いました。
最初に、小佐の名産品である「赤米」を使ったお餅をつきました。
お餅つきは子どもたちに参加してもらいました。みんな順番に杵をもってお餅つきしました。
お餅は、赤米の入ったもの、白いお餅、ちょっと食紅をいれてピンクにしたお餅の三種類をつくりました。
ピンクのお餅は、主に餅花用につくりました。
子どもたちにもお餅を丸めてもらいました。大人に教えてもらいながら、楽しそうに丸めていました。
そして、お正月に飾る餅花をつくりました。
餅花を飾る枝は「くろもじの木」を使いました。「くろもじの木」は枝を折ってみるととても良い香りがします。爪楊枝などに使われるそうです。
できあがった餅花です。
そとでは、お父さんお母さん方が、もち米を炊き、餅つきを行い、具だくさんのお味噌汁をつくってくれていました。
美味しそうなお味噌汁の完成ももう少しです。
外はとても寒く、雪が積もっていたので、このお味噌汁で体が温まりました。味噌汁の中に入った赤米のお餅はトロリとしてとても美味しく、また、自然薯も入っていてこれがとても美味しかった!具だくさんの贅沢なお汁です。
小佐地区の妙見にある、名草神社(重要文化財が3棟も建ってます!)の神主様に来ていただき、来年の健康と五穀豊穣を祈願してお祓いをしていただいました。
子どもたちは餅花を持って、大人たちも一緒にお祓いしてもらいました。
賑やかだった子どもたちも、お祓いをしてもらうときは神妙な顔をしていて可愛らしかったです。
お祓いが終わって、お餅とお味噌汁、浅漬をみんなでいただきました。
参加していただいたみなさん、お疲れ様でした。そして、ありがとうございました。
子どもたちがとても楽しそうにしていたので、参加していただいた大人もみんなうれしかったのではないでしょうか。
次の「おさごはんの会」は来年の2月21日(火)の10時から小佐小学校で行います。
次は、手作り味噌を作る予定です。今回のお味噌を提供してくれた森本佐智子さんが、味噌づくりを教えてくれます。
若いお母さん方、是非、参加して美味しいお味噌の作り方を習って下さい!とても美味しいお味噌ですよ!
こば
2011.12.27