美方郡香美町村岡区丸味地区において、浅見が兵庫県小規模集落元気作戦の集落元気アドバイザーとして派遣されています。
丸味地区は、国道9号から、かなり山道をあがったところにある、緑豊かな集落で、16世帯、約40人が暮らす集落です。
自然豊かで、山にはたくさんの緑や山菜があり、美味しい水も飲め、産業としては畜産(但馬牛)をされている世帯が4世帯あります。
少子高齢化が進む丸味集落を、少しでも元気にするための話し合いを月に1度のペースで続けてきました。
前々回、前回の会合で、丸味で特産品開発をしようということで会合が盛り上がっています。
様々な案がでているのですが(まだ内緒…)、まずは、丸味で採れる、よもぎと、栃の実を使ってお餅つきをしてみようということになりました。
7月16日(日)の9時から少しだけ話し合いをしたあとで、小さな子供から、ご高齢の方まで、15名の方に参加してもらい、みんなで和気あいあいと餅つきをしました。
まずはよもぎ餅。
事前にお母さん方が、蒸しておいてくれたもち米と、春に採って冷凍してあったよもぎ(でもよい香りです!)を湯がいて準備してくれていました。
木の臼と杵を使って餅つきの開始です。
80歳になる、たけおさんも、餅つきに参加してくれました。
たけおさんは、米づくり、野菜づくり、味噌づくり、どぶろくづくりなどなど、なんでもできてしまうすごい方です!
ある程度、お餅がつけたところで、さらによもぎをいれて、お餅をつきます。
お餅丸め。小さな子供も参加してくれました。
実は、ちょっと火力が弱くて、もち米の蒸しぐらいが足りなかったらしく、お米のつぶつぶが残り、桜餅のようになってしまいました。でも、これはこれで美味しかったですよ!
次は栃の実を入れて餅つき。
若い男性もがんばってくれました。
使った栃の実は、お餅つきを行なった公民館にある大きな栃の木から採れたものです。
できあがった、お餅と、お母さん方が作ってくれたお漬け物を、青空のもと、みんなで美味しくいただきました。
お餅つきは、みんなで楽しい時間を共有することができました。
これは特産品開発へ向けての第一歩です。
これから、丸味の特産品開発は面白いことになりそうです!
また、レポートします。
こば
2012.07.17