本日、施主さまと工務店さんの工事請負契約に立ち会いさせていただきました。
いろいろなものを、減額や仕様変更することで、すこし予算をオーバーしてしまいましたが、予算に近い金額に落ち着いた為、晴れて契約となりました。
施主さまにも、工務店さんにも知恵をしぼっていただきました。ありがとうございました。
できるだけ早く竣工したいという事情もあり、契約に先立ち、解体工事が始まりました。昨日の土曜日は、第1回目の定例会議を行いました。
軸組が見えたところで、補強計画を練り直すのが会議の主題でした。
このお宅は、平成8年に建てられたのですが、監督さんいわく、とても丁寧な仕事がされているとのことでした。
軸組はしっかり作られており、ホッとしました。建築基準法で定められている壁量を満たすよう、4カ所ほど補強をしてもらうことになりました。また、計画上、どうしても抜かなくてはならない柱があったため、梁を3カ所程補強していただくことになりました。
丁寧な仕事が伺えるものを発見!
窓枠の下に取り付けられていた「昭和ボルト」。今では使うことはないらしいですが、窓枠を引っ張って固定するために取り付けられているのを見ました。
また、床の複合フローリングをめくってみると、杉板が張られていました。普通なら合板やコンパネだと思うんですけど。
普通なら釘止めするところも、丁寧にビス止めされていたため、解体は大変だったとか。多分、地方からいい大工さんを連れて来たんじゃないかと監督さんはおっしゃってました。
監督さんはベテランでいらっしゃいますし、初めてお会いした大工さんも、監督さん一押しの大工さんです。これからお世話になります。よろしくお願いします。
南洋材の立派な敷居を捨ててしまうのがもったいないなと思い、表札をつくれないかと検討中です。(ビフォーアフターの見過ぎではありません。笑)
2010.12.19