わが社のブログでは恒例の人気コンテンツ。「おさごはんの会」の第9回が行われました。
これまでの「おさごはんの会」記事は以下の通りです。
小佐を考える会「おさごはんの会」
「おさごはんの会」_第2回
「おさごはんの会」_第3回
「おさごはんの会」_第4回
「おさごはんの会」_第5回
「おさごはんの会」_第6回
「おさごはんの会」_第7回
あれ?第8回が抜けてますね…。第8回は「おさごはんの会」がわが社が設計した交流センターで行われた記念すべき会だったのですが…。あさみが担当だったためにサボっているのかも。こばさんならこんなことはないんですが…。すみません。いつか時間をみつけてアップしときます。ごめんなさい。
小佐地区は、小佐川の谷沿いに連なる、馬瀬(まぜ)・石堂(いしどう)・今井・中村・椿色(つばいろ)・石原・日畑(ひばた)・加瀬尾(かしょう)・妙見の9つの行政区からなります。昨年までは、小佐小学校の校区内のひとまとまりとも言えたのですが、その小佐小学校も昨年度いっぱいで閉校してしまいました。
現在、小佐地区では9つの行政区が集まって自治協議会を結成し、地域全体の地域運営について議論を始めたところです。
小佐は、平成22年度に、「兵庫県のふるさと自立計画推進モデル事業」のモデル地域に指定され、地域計画づくりの取り組みを始めました。そこで提案されたのが地域の産品を使った特産品開発だったのですが、「実は地域の中の人達が、地域の産品や郷土の料理について良く知らない」という現実に突き当たりました。そこで「地域内の皆で集まって、地域の産品でごはんを作って食べよう」という提案が出され、これをきっかけにして「おさごはんの会」は始まりました。
最初は、兵庫県の補助金を使ってこのイベントを開催していたのですが、現在では、お昼ごはんを食べる人たちから300円を徴収することにより、補助金から独立したイベントに成長しています。(素晴らしい!)
いずれはレシピ本「おさごはん」を作りたいねって言っています。なんとか今年度中には発行できるといいなと考えています。
それはともかく。なんといっても、皆で「わいわいがやがや」楽しくごはんを作って、皆で楽しくニコニコ食べる。これが一番なんでしょうね。
さて「おさごはんの会」は、第7回まで、小佐の中村区内で行われてきました。
(小佐の「ふれあい倶楽部」という施設が中村にあるからなんですけどね)
実は今年度は、順番に各地区を回って開催しようということになり、第8回は馬瀬区でやりました。
そして今回の第9回は石原区です。(9月28日に行われました!アップが遅いね…)
今回は石原区のお母さんたちがたくさん集まってくれました。
ここらで、今回のメニューを紹介しておきましょう。
「おさごはんの会」第9回 メニュー
・むぎめし(むぎご飯のおにぎり)
・菜飯(日畑だいこんのおにぎり)
・超具だくさんのお汁
・大根の皮と人参の皮とジャコのきんぴら
・おあげと人参入りの芋づるの煮物(さつまいものツル)
・間引き菜の切り漬け(大根の漬物)
・鶏肉の唐揚げ
・さつまいもの蒸しパン
・つけ味噌
今回は、リーダーのさっちゃんが、公式なメニューを作っている時間がなかったとかで、あさみの聞き書きです。間違いもあるかも知れませんがお許しを。
実際にはあんまり上手に炊けすぎて、おこげはほとんどありませんでした。
超具だくさんのお味噌汁には、「(1)白菜(2)大根(3)人参(4)ごぼう(5)里芋(6)えのき(7)しめじ(8)豆腐(9)あげ(10)豚バラ肉(11)ジャガイモ(12)玉ねぎ(13)去年の手作り味噌(14)削り節」が入ります。
さて、おにぎりもできたみたいですよ。
後ろに見えている石原の公民館がなかなかステキでしょ?昭和4年頃の建物だそうです。
間引き菜は、大根らしいです。
さつまいもが入っているらしいのですが、レシピを聞き忘れました。あとで確認しなきゃ。
色々なものにこの味噌をつけて食べます。なかなか美味しかったですよ。
あれ?唐揚げが足りない…(笑)
みんなで外で食べるとおいしいよね。
参加者は約50人でした。
前回から、各地区を回ってやっていますが、やっぱりその地区でやると、その地区の皆さんがたくさん来てくれます。石原のお母さんのお一人がおっしゃいました。
「皆で公民館でご飯を作って食べるなんて何十年ぶり。本当に楽しかった。」
「おさごはんの会」は、補助金から独立したというだけではなく、単にレシピ本を作るという目的のためでもなく、特産品づくりという目標も超えて、なかなかステキなイベントに成長しつつありますよ。次回は11月末です。楽しみだなあ。